文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

思ったように身体が動いていないので対策しはじめた

九州ツーリング中にも感じたが、思ったように身体が動いていない。例えばバイクに乗って後続車を確認しようと後ろを振り返っても、身体が捻れていないので良く見えない。要は振り返る動作が出来ていない。ブーツを履くときにブーツの口を手で押さえようと身体をかがめても、思ったほどかがめていない。これが加齢による衰えか、それとも運動不足による衰えか。たぶん両方なのだろう。加えて体重も増えている。とにかく身体が衰えている。衰えを実感できたのも九州ツーリングの成果だろう。

これはマズイ。このままではバイクに乗れなくなってしまう。来年のロングツーリングはどうするんだ。これはマズイ。

考えられる対策は身体を動かすことだろう。具体的にどうやって身体を動かせば良いのか?元々運動が好きではないので、急にジョギングなど始めたら怪我して余計に運動しなくなる。以前ならばプールに行って水泳なのだが、スポーツジムは数カ月で行かなくなる。加えてジムは陽キャ集団だしな。近所に市営プールは無い。なので、今回は水泳はあえて外しておく。もちろん、週末に気が向いたらプールに行くのはあるけどな。

一つ考えられるのはラジオ体操。学生の頃は「ラジオ体操などやっていられない!」と斜に構えていたが、この老いた身体で真面目にラジオ体操をやるのはそれなりに大変だ。身体が動いていないことを実感できる。このYouTubeのラジオ体操のお姉さんのようには動かない。ジタバタしているだけだな。しかしジタバタしているラジオ体操でもやる価値があるだろう。ということで、最近は毎日風呂場でラジオ体操をやっている。人目につかないからな。

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年寄が朝から体操しているシーンをマンガや映像などで見ていたが、あの体操には意味があったのだな、あの体操は衰えの対策だったのだろう、と今になって納得できる。

もう一つは歩くこと。歩くのはキライではない。ただ体重が増えているので歩くのは楽ではないが、幸いにもヒザやコシが痛くなることは無い(今のところは)。ならば早歩きで歩くのが良いのではないだろうか。仕事場でもウォーキングが推奨されているので、たまには仕事場の言うことを素直に聞いてウォーキングをやってみることにした。

ウォーキングで問題なのは、いつ?どこを?歩くのかということだ。朝早くウォーキングは難しい。朝は忙しいからな。それに寒い。布団から出られない。すると夜なのだが、帰宅して晩御飯を食べてから近所を歩くのはシンドイ。帰宅したらお休みモードに入ってしまうからな。ならばと帰宅途中に歩くことにした。

仕事場は横浜の繁華街にある。夜景がきれいな場所や、観光地のみなとみらい、中華街もある。日ノ出町や黄金町などある意味できらびやかな場所や大岡川沿いの桜並木もある。その辺を1時間ほど歩けば良いのではないだろうか。飲み物やトイレにも困らないだろうし。

ということで、仕事場を出てから1時間歩いてから帰宅するようになった。既に1週間以上が経過している。歩いてみると、今はそれほど寒くないので、なんとか歩けている感じだ。治安が悪い場所もあるので、なるべく明るい場所を選んで歩いている。早歩きで5km/hぐらいの速度が出ている。主に市営地下鉄沿いを歩いているので、1時間弱歩いたら地下鉄に乗って帰宅するようにしている。スポーツジムの会費もかからないし、道具も不要。なによりジムに通っている陽キャ集団の中に行かなくても良い。静かに黙々と好きな音楽を流しながら歩く。これは続けたいなあ。桜が咲くころまで続ければ、少しは身体が動くようになるのでは、と期待している。