文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

マスクを作っています

新型コロナウィルスの予防にマスクは有効か否か?良くわからないのだが、マスクをしていないと電車内で白い目で見られているような、同調圧力を感じるようになってきた。とはいえ、マスクは手に入らないし、自宅にあるマスクもそろそろ底をつきそう。

なので自分でマスクを作り始めた。こんな世の中に対して自分が役に立つのはマスクを作ることぐらいしか無いのかもしれない。材料は先日日暮里トマトで買ったリネンとダブルガーゼ。マスク形状はベトナム型(真ん中に縦に縫い目が出る立体形状)。型紙はネットに掲載されているのを3種類ほど参考にさせて頂いた。

その型紙通りに試作してみた。が、顔に合わない=小さい、顎のラインが丸出し、立体度合いが弱い、など色々と不具合も分かってきたので、結局自分で型紙を起こして試作したらいい感じだったので、日暮里で買った材料で作ってみた。

材料は多めにかったつもりだったが、型紙を当ててみると12個しか作れない。もっと沢山作れるつもりだったのだが、まあ仕方ない、12個作ってみることにした。

ダブルガーゼは洗濯すると縮むので、最初に生地ごと水洗いすることに。洗うと切った端がほつれるので、裁ち目かがりしてから洗濯機に入れた。ついでにリネンも一緒に洗濯。生乾きの状態でアイロンをかけて生地を均す。そこから型紙をあててテキトーに裁断してから、ロータリーカッターで型紙通りに切り出す。マスク1個につき4パーツ必要なので、全部で48パーツ切り出す。表合わせで、表面のリネンを縫い合わせ、裏面のダブルガーゼも同様に表合わせ縫い合わせる。立体形状になるようにアイロンを当てて整形する。この時点で結構時間がかかったので、今日のノルマは6個作成に目標ダウン。表面と裏面を縫い合わせて、チャッチャかやるとマスクの出来上がり。かなり丁寧目に作っているのでかなり時間がかかったが、夜の10時には6個完成。なかなか良い出来栄えだ。が、リネンとダブルガーゼなので「通気性が良すぎる」。もしかして花粉も通過するかも。でも、これから暑くなるので通気性が良いほうが楽ちんだし、自分のクシャミやセキがそのまま人にかかることは避けられそうなので、これで良しとする。同調圧力を避けるにはこんなマスクで十分だろう。