文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Walkmanと私

www.ginzasonypark.jp

銀座のSONY PARKでWALKMAN 40周年のイベントをやっているとういうので行ってみた。WALKMANを初代から知っている年代なので、このイベントは感慨深いものがある。あれから40年たったのかあ。。。完全なまでに遠い日の思い出だ。

初めてWALKMANを見たのは高校の昼休みだった。初代WALKMANを友達のT君が持ってきたのだ。スゲー、本物だよ、立ち読みした雑誌に出てたやつだよ!当然黒山の人だかりになって大騒ぎになった。当時T君は超絶お金持ちだったので、これくらい買うのはなんの問題もなかった。原付き買うのにオバアチャマから100万円帯付きでもらってたし、自宅の庭に4階建てビルがあって1フロアが遊び場でバンドの練習してた。

当然、自分もWALKMANが欲しかったのでバイトに勤しんで、Recording WALKMANを買った。バンドの練習やアコギと歌の練習に録音機能が欲しかったのだ。これは金属筐体で、パーツがメガネに使うような小さなネジで固定されていたが、このネジがポロポロと外れてしまい、最終的にはバラバラになって死んだ。

その頃のSONYは様々なWALKMANを次から次へと発売していてた。これはカセットテープケースのサイズと同じ大きさだったはず。使うときは上部を伸ばしてカセットいれた。非常に千咲て軽くて素晴らしいものだったが、伸びる筐体に強度がなくてすぐ壊れた。SONY TIMERと言われ始めた頃だろう。

これは画期的だったAUTO REVERSE機能付き。A面が終わっても取り出して反対にして入れ直さなくても良い。素晴らしい。当時は大学まで片道2時間ぐらいかかっていたので、この機能は嬉しかった。この頃からあんまり壊れなくなったような気がする。

これは蓋が透明だったので、これに筐体が透明だったTDKのメタルテープを入れるとカッコよかったんだよねえ。メタルテープ高かったけどな。この辺がSONY DESIGNだよねえ。

こんな感じで歴代のWALKMANが展示されているのだが、自分が知っているのは手前の1/4ぐらいのカセットテープ時代のもの。新しい方の3/4はほとんど知らない。Diskman時代はPanasonic(当時は松下電器)を使っていたな。

色々な曲を集めてカセットテープに録音して、気になった女の子にあげてたなあ。レタリングでタイトルとか入れて、Gペンで曲の説明とか書いてた。青かったよ、私も。

当時の曲は何を入れていたのか?全く覚えてないな。気になるなあ。どんな選曲をしたんだろうか。どこかに残ってないだろうか。1曲目に黄金の七人のテーマ曲のイントロだけ使った記憶がある。A面の最後をFADE OUTして、B面の頭をFADE INしたりしてたな。ELPの恐怖の頭脳改革のパクリなんだけどな。あぁ、恥ずかしい。