文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

ハイパワーなクルマは楽なんだな

日曜日は目が早く覚めてしまったので、愛車Z4号を走らせてみた。というのも、Z4号が我が家に来てから、マトモに走らせたことが無かったんだな。1月2月は娘の大学受験で忙しかったり、雪が降ったり、天気が悪かったりで、走らせるチャンスが無かった。それでズルズルと3月末になってしまった。可哀想なZ4号、ごめんなさいね。

で、Z4号をどこで走らせるか考えてみたんだが、普通なら伊豆半島一周なんだけど、今は河津桜で大混雑なので、別ルートにしてみた。それに、高速+山道の方が楽しそうだし。それで、色々と考えた結果、中央高速で諏訪まで高速移動して、杖突峠を下って、伊那ICから再び中央高速、飯田ICで降りて国道151号の遠州道路を南下して、三遠南信自動車道から新東名に乗って帰ってきた。本当は新東名に乗る前に、静岡県内にしかないハンバーグチェーン「さわやか」でお昼を食べるつもりだったが、大渋滞になる前に帰路についた。

我が家のZ4号は現行型の一つ前の型で、伝統の直6NA 2.5Lで、204PS/6,300rpm、25.5kgfm/3,000rpmの出力が出る。今までは低出力で軽量のクルマしか乗ったことが無かったので、この出力でも結構なハイパワーに感じてしまう。

低出力なクルマを運転するのは、実は結構楽しい。出力の出る回転数を探して、常に出力が出るようにクルマを操って、ピタリと思ったような出力が出た時の満足感、達成感は、とても気持ちがいいものだ。ライトウェイト万歳!

自分としては、クルマというのはライトウェイトが第一で、ハイパワーなクルマなんて面白く無いんだろうなと思っていた。しかし、Z4を高速道路と山道を一日中走らせていて、ハイパワーなクルマの楽しさが分かった。ハイパワーなクルマは楽なんだな。自分の思った通りにクルマが走るんだな。例えば、山道のヘアピンカーブの先に急な上り坂があっても、アクセルを踏めば思った通りにクルマが走って行く。これは楽だ!そして、これはこれで楽しい!思い通りだ!

ライトウェイトだと、ヘアピンに入る前に上り坂に合わせたギアをセレクトして、一気にアクセルを踏み込んでいく。これはコレで楽しい。クルマと対話しながら走るっていう感じだ。

高速道路でも、何にも考えずに走れる。遅いクルマを抜くときも、ちょっとアクセルを踏むだけだ。ライトウェイトのように、シフトダウンさせる必要もない。頑張らなくても、楽ちんに運転できてしまうんだな。

色々と楽なので、長距離を運転しても疲れ方が少ない。精神的にも楽だ。これはイイかもしれないな。

でも、今欲しいクルマはMorgan Three Wheelerだったりするんだけどね。


Fifth Gear, Morgan 3 Wheeler - YouTube