遅ればせながら、Canon Powershot Nを入手。Creative Shotという名の自動画像編集機能が売り。この自動編集機能は、アートフィルタ機能だけではなく、ピント、トリミング、アスペクトも自動で変更してしまうのが画期的。原画像含めて合計6画像を生成する。一度シャッターを切ると、自動で追加2回シャッターを切るので、その時にピントをずらしていると思われる。Canonのシーン解析技術も活用されているらしい。画像処理を生業としている人間にとっては、非常に興味深い機能だ。写真部重鎮の方々には不評ではあったが。
早速、Creative Shotを試してみる。これが原画像。背面液晶をタッチして、手前の黄色いバラを指定して、ピント位置を指示している。
処理後の画像の1枚がこれ。トリミングしてアスペクトを1:1に変更し、アートフィルタっぽい処理がかかっている。
もう一枚はコレ。ピント位置がずらしてあり、元々のオブジェクトが前ボケになっている。
他に3枚生成されているが、トリミング等されておらず、アートフィルタ系の処理のみだったので割愛させて頂きます。
原画像と処理後のどちらが良いかと言えば、個人的には2枚目がインパクトがあって好きかも。まあ、最初から人でこの構図で取れれば良いんだけど、中々こうは撮れない。腰を据えて、ジックリと一眼レフで撮影するならば、Creative Shotの機能は不要かもしれない。でも、旅行中とかで適当にパシパシと撮った、しょーもない写真をかっこ良くしてくれるのは、悪くないのではないでしょうか。
特に、私のように、少し写真に煮詰まっている人には、新鮮な感じがします。しばらく活用してみます。サイズも小さいので持ち歩きにも便利だし。
でも、スマホのカメラアプリでも代用可能だよねえ。その辺が微妙です。