文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

指輪物語新訳版を読んでいる

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指輪物語 The Load of the Ringsの旧翻訳版は文庫本を既に持っていたが、新訳版が2024/04に発売になったので昨年中に買い求めた。新訳版になってKindle版ば出たので、Kindle版を購入した。賛否両論あるが、自分は紙よりもKindleの方が読みやすい。字を大きく出来るし、画面をフロントライトで明るく出来るのも良い。何より軽いし場所を取らない。もしKindleがサービス中止になったら全て消えるが、その時は諦めるつもり。本当に諦めきれるか?はその時にならないと分からないけど。

新訳版になって、何が変わったのか?は下記の記事が詳しい。ポイントは[1] 人名地名のカタカナ表記の見直し、[2] 日本語訳の見直し、[3] 原書改訂の反映(2004年=映画三部作が完結した翌年に原書が改訂された)

bagend.me

20年以上前に旧翻訳版を読了しているので、大まかなストーリーは把握しているが、文書の細かい表現は覚えていない。なので新訳版を読むとかなり新鮮=ほぼ初めて読むに近い体験だった。旧翻訳版よりも読みやすい印象を受けた。特に第一巻「旅の仲間上巻」の「ホビット族の性質」は旧翻訳版より分かりやすいと感じた。しかし、その編が変わったか?といえば、それほど大きく変わってないらしい。旧翻訳版は文庫で、新訳版はKindleだから、文字が大きいから読みやすいだけなのかも。

bagend.me

読みやすいからか、スルスルと読み進んでいる。現在は第四巻「二つの塔下巻」を読んでいる。非常に長いお話なので、誰にでもオススメ、という訳では無いが、ファンタジーが好きな人は一度は読んでみたほうが良いかと思う。ほぼ全てのファンタージが指輪物語の影響を受けていると思う。

またRPGが好きな人にもオススメしたい。RPGのパーティーの構成は「旅の仲間」の影響を受けているような気がしますし、エルフ、オーク、トロルなどキャラクターも登場する。

読むには長い時間と根気が必要だけど。

追記

指輪物語 追補版はマニア向けなので読む人を選ぶと思います。