正真正銘の新製品です。Photokina 2010での富士フイルムの隠し玉はFinePix X100でした。見た目だけで特定層に購入を決意させてしまうような筐体に、APS-Cサイズの1230万画素センサと新開発の画像処理エンジン EXR を詰め込んでおり、賑いを見せるハイエンドコンパクト機やミラーレス一眼に同社なりの哲学で挑むことになります。レンズはF2 23mm(35mm換算で35mm)の単焦点という割り切りぶり。おまけに光学式と電子式をスイッチひとつで切り替えられるハイブリッドビューファインダー搭載と言われてしまっては、EVFはちょっと......という生粋の一眼派も退路がありません。OVFとしては視野率90%、EVFは144万ドット。720p動画撮影にも対応します。
そのほかの仕様を並べると、液晶は2.8型・46万ドット、感度はISO 200 - 6400、対応メディアはSD / SDHC / SDXCカード、大きさは127 x 75 x 54mm。残念なのは、実際に手にするには2011年初頭の発売まで待たなければいけないこと。まずは続きに掲載した動画でイメージトレーニングを。
動画:FinePix X100発表。APS-Cサイズセンサ、ハイブリッドファインダー搭載 - Engadget Japanese
Home | The FinePix X100 Professional Photographer's compact digital camera from Fujifilm
あ"〜〜、欲しいかも。。。APS-Cセンサは最近の富士フイルム製センサの系列なんだろうか。SONY NEXにマウントアダプタで遊ぶのも楽しそうだけど、こっちもよさそうだよね。欲しくならない理由が見つからない。
ただ富士フイルムはこの手のカメラに高価格を設定してくる傾向がある。以前のクラッセとかね。定価15万円で、売値が12万円ぐらいを予想。Leica X1の価格とかぶるとキビシイと思う。