文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

香港旅行四日目

今日はガイド付きでマカオ観光。ホテルで朝食を済ませて、マイクロバスでマカオ行きのターミナルへ。マカオは、香港同様に、特別行政区域なので、出入国手続きが必要なので少し面倒。噴射飛航(Turbojet)という高速船(60km/h)に乗り、マカオまで1時間。世界遺産らしい教会の残骸や、何故ここが世界遺産なのか理解不能な広場や壁など見学。正直、かなりガッカリ系。


昼食後にカジノに行くも、娘が入場不可なので二人で待つことに。しかし、カジノ周辺には全く何も無い。世界一人口密度が高い割には人が歩いてない。あるのは怪しいROLEX屋かレストランが少々。見るべき観光スポットも無い。かといって長い時間が有るわけでもない。スタバでもあるかと思っていたので、時間つぶしに苦戦。カジノだけは沢山あるようだ。


ガイドさんにマカオの学生は何して遊ぶのか尋ねたら、自宅でゲームとのこと。マカオの子供は遊び場が少なくてかわいそう、と言っていた。正直、マカオはカジノ以外は楽しくないかもね。


夕方前に高速船で香港に戻る。ホテルで一休みしてから旺角へ出かける。深井陳記燒鵝粉麺茶餐廳にてローストグース、焼豚、麺、チャーハンなどのローカルフードを頂く。温かいお茶を注文したら、ミルク入りのウーロン茶を持ってきて「オススメだから飲んでみろ!」とのこと。味見すると濃い目のミルクティーみたいな雰囲気で意外と美味しい。これを飲んでいるお客さんが多く、結構ポピュラーなのかも。焼豚とグースは大変美味しく、父親はここが一番美味しかったとのこと。金額は一番安かった。


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その後、近くにあるTOUGH JEANSMITHにてカバンと服など購入。実は香港旅行の目的のひとつは、この店で買い物することだったりする。原宿と新宿にもあるんだが、香港ブランドなので地元で買うと安く手に入る。でも安かったのはカバンだけで、服は日本と大差なし。でも、香港だとセール品が多かったので、買い物としては大満足。


Hong Kong Night Sight


既に22時近いけど、旺角周辺は人通りが多くて、相変わらずのハイテンション。この近辺が一番楽しそうだな。店も多いし、食べ物も安い。ただ、意外なことに本屋がほとんど見つからない。旺角にある本屋は教科書のみを扱うカウンターのみの店が多く、普通の本屋は見つからなかった。Tsim Sha Tsuiに洋書屋が一軒、Yau Ma Teiに広東語の本屋が一軒見つかったのみ。どちらもいわゆる雑誌は扱わず、雑誌は道路脇の屋台で買うようだ。日本の雑誌のファッション雑誌もそのまま売られているようで、一部は広東語に翻訳されている様子。地元のファッション誌を娘が買ってみたが、日本で大人気、のような記事が多いようで、若い女性向けファッションに関しては日本が注目されているのかもしれない。広東語の本屋で香港の写真家の写真集を探したが、あんまり良いのが無い。写真のガイダンス本も日本のをそのまま翻訳したのがあったりして、ちょっとガッカリ。


So sexy

TVでも日本の日本語CMが字幕付きで流れていたり、佐々木希の巨大なポスターもあったし、浜崎あゆみや藤原とうふ店と書かれた車が走っていたのは笑った。


Tsim Sha Tsui Eastの利時商場(Rise Shopping Arcade)という非常に間口の小さい洋服屋がぎっしり詰まったビルへ。香港の若手デザイナーが集うらしく、裏原宿中野ブロードウェイに集まったような雰囲気。ここが香港ファッションの最先端らしいので興味深く観察。こういう店の店員の雰囲気は日本と同じだなあ。楽しそうなTシャツがあったので物色していると、BGMがJapanのOil On Canvasだったりして、店員とJapanネタで少し盛り上がり、楽しいことこの上なし。気になったのは、肩パット入りの女性モノが多かったこと。80年代回帰はそこまで行くのか。



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