文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

さよならMY GUITARS

納戸の片付けも終わりが見えて来た。納戸が自分の部屋になりつつある。居心地も少し良くなって来た。明日の朝の粗大ゴミ回収が済めば一段落。


その粗大ゴミ回収に古いギターを3本出すことにした。1本はワイフのガットギター。フェルナンデス製というレアなギターだが、長年手入れをしていなかったのでネックにソリも出ているし、ワイフも愛着が無いらしく、そのままゴミに。


そしてもう1本は、自分が大学入学して音楽サークルに入部してスグに入手したYAMAHA SE700。藤沢のBOW(最近復活した)で格安で買ったはず。RUSHのコピーバンドをやるために、アーム付きのギターが必要になったのだ。ボリュームノブの位置が気に入らなくてずらしたり、アームのスプリングを交換したりと、色々と手を入れた。大学時代のライブは殆どコレで演奏していた。ストラト系シングルのカッティングから、ギブソン系のハムバッキングまでこなすし、エフェクターとの相性は抜群に良かった。散々使い倒したけど、不思議と愛着が湧かなかったなあ。ギターに個性が無かったからか。


最後の1本は高校の時に使っていたアコースティックギター。CATSEYEの4万ぐらいの。MARTIN D-18のコピー。戸塚の楽器屋で買ったような記憶がある。ちなみにその楽器屋には横浜銀蝿の方が常連で、一度会ったことがある。このアコギは高校時代のライブで使っていた。古いRCサクセション泉谷しげるに傾倒し、HARD FOLKを密かに目指していたのは黒歴史。その後、アコギ2本によるインストもやっていたな。今のDEPAPEPEを少しカントリー風にした感じのやつ。当時フォークソング部の部長で男子は私一人、あとは全員女子という、素晴らしい環境。もう少し上手く立ち回ればなあ。。。と、当時の自分の行動を反省してみたりして。このアコギはもう壊れていて、内側の骨組みが少しはがれてしまって修理不能なのだ。なので捨てるのは仕方ない。でも、このアコギのケースには、所狭しとステッカーが貼ってあり、これがチョットもったいないかなあ、と思ったりもする。でも、まあ捨ててしまいます。


こういうモノを捨てるときに、写真を撮っておく人も多いと思うんですが、撮らないことにしました。撮るとね、気持ちが揺らぐからね、回想モードに入ってしまうからね。


ノスタルジーに浸るのはまだ早いのだ。もう少し攻めて行こうぜ!