文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Yahoo! Pipesで遊ぶ

Pipes: Rewire the web

最近話題のYahoo! Pipesで早速遊んでみた。要は「入力データ」に対して「何らかの処理」を行い「出力」させるのだが、「入力データ」「処理」「出力」がGUIでの部品になっていて、これらGUI部品を画面内に配置して、「入力」「処理」「出力」を線でつなぐ(これをPipeと呼ぶようだ)と、「入力」データが「処理」されて「出力」される。文字で書くとなんてことないが、WebでGUIとして実現出来ているのがスゴイ。

「入力データ」はRSS Feedであり、「処理」は所謂文字列処理が可能(フィルタリング、合成、UNIQUEもある)。ユーザー作成の処理も可能なようだ。

とりあえずサンプルにアキバBLOGスラドの二つのRSSを接続して、広告のFeedを削除して出力させてみた。GUIのレスポンスも良く、素晴らしい出来だ。これは面白いよ。RSS以外の入力データも処理してみると楽しそうだ。出力先もメールアドレスとか指定出来たり、BLOG部品になったりすると面白いかも。

Yahoo! Pipesと同じようなコンセプトで、画像データも処理可能なAVSというシステムもある。まだWindowsも無かった時代に非常に画期的なシステムだった。確かCONVEX上で動作していたんじゃないかな。10年ほど前に仕事で使ったことがあるが、これも面白かったな。学習には向いているが、仕事には使えなかった記憶がある。当時はスパコンのCONVEXで動作していたものが、今ではWeb上で動作するのか。。。技術は進んでいるが、基本的な考え方はあんまり変わっていないのかも。