文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

TOJテレビ放送

週末に私も観戦したTOJ : Tour of Japanのテレビ放送が深夜にあった。録画して見たのだが、なんとなく違和感がある。

私の個人的な見方かもしれないが、日本人選手で一番人気があり注目されているのは福島康司選手だと思う。だって、東京ステージで一番声援が多かったのは福島康司選手だった。だが、福島康司選手は一度も画面に出ず。唯一出たのは最後に福島晋一選手のインタビューの背後にちらっと映っただけ。

放送内容は主にレース展開に絞った内容だった。観戦している人々、レース運営に携わっている人たちを、もう少し画面に出しても良いのでは。日本で行われる数少ない本格的ステージレースなのだから、そのレース自体を盛り上げていこうという雰囲気が伝わってこない。激しいレース展開の中にもほのぼのとした空気が流れ、皆和気あいあいとレースを楽しんでいる現地の雰囲気が全く伝わってこない。これはどうしたことか?

なんか最初から3人の日本人選手を主人公にした台本がキチンとあって、その通りに編集した、という雰囲気が伝わってくる。よく「マスコミには言いたいことがあって、事実をそのまま伝える訳じゃない」と言われるが、今回のTOJの放送はまさにその通りだと思った。

やっぱりレースは生で観戦しないと駄目なのだろう。これからは積極的に観戦に行こう。