文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

自転車通勤

久々の自転車通勤。といっても二日休息しただけ。久々だと感じるのは季節の変わり目だからか。季節の移り変わりは早い。天気は快晴。空気は澄み渡っている。R134浜須賀交差点から富士山が見えることを初めて知る。富士山には雲ひとつ無く、水平線には大島、見渡せば真鶴半島から伊豆半島まで見渡せる。素晴らしい風景。絶景。しかし昨夜の睡眠時間が短かったので、体調はイマイチ。開き直って飛ばさずに進む。こういう日があってもいいだろう。

帰路はなぜか快調。仕事中に休息していることになる。これでいいのだ。9月も半ばになるのに、夜は蒸し暑い。汗があごから滴り落ちて膝にあたる。一瞬雨か?と錯覚する。見上げれば満月。素晴らしい風景。ワイフと娘は月見団子を作っているだろう。境川自転車道路に入ったところで不思議な景観に目を奪われる。雲が光っている。花火大会?なんだか変だ。平日の木曜日に花火大会とは珍しい。雲の中で光っている。よくよく見ると雲の中に稲妻が走っている。うぉぉおぉ!これが雷雲か!まるでSF映画に出てくる高エネルギー物体みたいだ。雷鳴はない。静かに断続的に光る稲妻。SF映画でよくある描写のようだが、これは事実だ。目の前にある真実だ。自然の力を見せ付けられて敬虔な気持ちになった。明日も走ろう。