文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Lap axe Travel Guitarを弾いてみた

ようやく届いたLap axe Travel Guitarを弾いてみた。

まず、軽い。2kg以下。ウクレレほど軽くは無いが、Les Paulから持ち変えると、不安になるほど軽い。というか、軽すぎて不安定。かならず手でしっかりと抑えてないと、落下してしまう。YouTubeで見ると、座って弾くときもストラップ着用しているので、ストラップは必須だろう。

それから、小さい。圧倒的に小さい。ウクレレほど小さくは無いが、まあ、そんな感じ。特にボディが小さいので、右腕を固定する場所が無い。なのでピッキングが不安定だ。慣れが必要だな。たぶん、右手小指をボディに付けてピッキングするのがベターかも。カッティングもやりにくい。

小さい割にネックは太め。Les PaulやSG Standardより太い。というか厚い。特に中心部分が厚めだ。フォークギターからガットギターに持ち替えた時のような感じがする。スルーネックでボディと一体化しているので、構えてみるとかなりガッシリとした印象を受ける。小さいからといって、決して華奢ではない。道具としてしっかりとした良い感じ。

スケールが20inchと、Fenderの25inchと比べるとかなり短いが、弾いてみるとそんなに気にならない。テンションも低めのはずだが、言うほど低くもない。ちょっと太めの弦を張ると良い感じかも。テンション低いのを気にしてか、弦高は高めのセッティングになっている。この辺は太めの弦に交換したときに、弦高を下げてみよう。

気になるのは20フレットまでしかないこと。結構不便。見ると指板とピックアップまで隙間があるので、22フレットは置けただろうに。ここだけは残念だ。あとはチューニングがやりずらい事。ちょこっと回すとかなり音程が変動する。非常にセンシティブ。さらに、ヘッドが無いのでクリップ式チューナーが使えない、挟むところが無い。BOSSのチューナーアプリを使うか、シールドでつなぐチューナーを買うかだな。

音の方は好みもあるだろうから、一概には言えないが、予想以上にまともな音がした。もちろん愛用のLes Paulと比べれば、音は数段落ちるが、サイズとお値段を考えれば納得できる範囲だ。もっとも、この手の新品ギターは弾き込まないと鳴らないので、今の時点で評価しないほうがいいだろう。太いネックにしっかりしたブリッジ、低めのテンションを考慮すると、意外とマイルド系の音楽に合いそう。YouTubeにはJazz系の演奏が多かった。Jazzと相性は良いかも。

ただ、Lap axeからLes Paulに持ち帰ると、すごーく安心する(笑)。