文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

ギターの試奏とES-335の修理完了

クロサワ楽器 G-CLUB TOKYOのT氏より電話あり「ペグ交換終わりました」とのこと。金曜日に時間があったので、愛車Z4号で駿河台下のG-CLUB TOKYOへES-355を受け取りに行った。G-CLUB TOKYOの通りを挟んだ向かいのコインパーキングにZ4号を入れて、御茶ノ水駅の方へ坂を登って別の楽器屋を散策。平日夕方は空いていて良い。

下倉楽器セカンドハンズでG&Lのストラトモデルがお手頃価格であったので試奏。傷はソコソコあるが、ローズ指板でフラット+太めフレット+太めネックで良い感じ。昔のフェンダーのカーブした指板と細いフレットは苦手で、メイプル指板はなんだか落ち着かないのだ。で、音を出してみると、これが図太い音がする。これシングルコイルだよ?カッティングしてもバリバリ感があって、パワープレイ!って感じ。これをアンプで歪ませると、程よい感じのドライブ感があって、リフとかオープンコードが響く感じ。こういう用途なら良いけど、ちょっとストラトじゃあない感じ。店員さんに尋ねるとG&Lはそういう音らしい。なるほどねえ。

G&Lの音にちょっと胸焼けする感じなので、本物のストラトの音が聴きたくなってクロサワ楽器の御茶ノ水店2FのFender専門フロアへ。最低価格が12万円ぐらいと高価だが良いものが揃っている。最近のFenderのモダンなモデルは指板フラット気味らしい。その方が弾きやすいと思う。で、そのフラット気味の指板のストラトを試奏させてもらうと思ったが、ふとテレキャスの良い色があった(後で調べたらTransparent Redというらしい)ので試奏させて頂いた。Fender Telecaster American Professional 2019。Custom Shopではないが、新品だしお値段も高め。ネクがちょい太め+ローズ指板+ちょい太めフレット+ちょい太めネック。握った感じは悪くない。アンプで鳴らすと良い感じ。あぁ、これは良い。レスポンス良い感じに鳴る。ロックな感じだよねえ、ロックンロールだよねえ、シンプルで良いねえ。実はあんまりテレキャス弾いたことが無かった。ちょっとGibson SGと位置づけが似てるかな。ああいうジャカジャカ弾きたくなる感じだ。これで20万円だったので買わなかったが、10万だったら衝動買いしてたな。ちょっとテレキャス欲しくなってきた。

そろそろ日も暮れてきたのでG-CLUBへ坂を下る。ES-335は3F箱物フロアにあるんだけど、1Fをブラっと見ると、Gibson Les Paul Classic Lightというボディが薄いLes Paulがある。お値段は新品だがソコソコ。以前にLes Paul Plusという同様の薄いのがあって試奏して良い感じだった。その時は、SGみたない音で気に入ったがネックが好みじゃなかったので、結局SG Standardを買ったのだった。そのSGも1年たたずに手放したが。そのPlusよりもLightは作りが良い。ネックも好み。なんだか落ち着く。そして弾きやすい。自宅のLes Paulより弾きやすい、たぶん。でも音が普通のLes Paulで、太い。見た目からはSGみたない軽い音を期待していたが、普通のLes Paulの音がする。それはすごいことなんだけど、だったら普通のLes Paulで良いかあ。でも弾きやすいなあ。。。

心残りもあったが、3F箱物フロアに移動して、修理完了したES-335とご対面。電話で話があったように、ペグ6個全て交換。新品ピカピカになっている。VOS仕上げなので金属パーツはくすみ気味仕上げだったので、ここだけ浮いているが仕方ない。自宅のLes Paulと同じタイプのペグのつまみのようだ。割れたペグのつまみは半透明だったが、これは透明度ゼロだな。まあ音色には違いないはず。違いあっても聞き分けられない。以前のペグは一応受け取っておいた。まあ、使わないけど。ペグの動きはスムーズでT氏いわく「以前のペグより動きも良いし安定している」らしい。

箱物フロアは相変わらず目の毒のようなギターがズラリと並んでいる。テレキャスも良いけど、フルアコも欲しくなるよねえ。