クラッチを軽くする方法を調べていて見た目がカッコイイ感じのブレーキレバーとクラッチレバーを見つけてしまった。内商会のU-KANAYA アルミビレットレバーだ。このレバーはアクセルとクラッチのセットになっている。それぞれのレバーはレバー、アジャスター、マウントの3点で構成されている。

マウントだけが車種別で色は黒のみ。レバーとアジャスターは車種によらず共通で色はそれぞれ8色から選べる。

レバーは5種類から選べる。
1) スタンダード: ストレート形状。ロングとショートあり。
2) GP: 上記スタンダードと同形状だが肉抜きされている。ロングとショートあり。
3) 可倒式R レバーが途中でヒンジがありコケた時に折れずに曲がる。
4) ツーリング: 握り部分が曲面形状でカーブ形状になっている。
5) ホール: アジャスターがダイヤル式。
アジャスターの可動範囲は6段階でレバー先端が約30mm変化する。30mmは大きい。アジャスター付きのSR400用のレバーセットは珍しいし、ちょっとカッコイイので早速NAP'Sで買ってきた。レバー、アジャスター、マウントの組み立てはNAP'SのPIT作業となり作業工賃が発生する。自分で組み立ては不可とのことだ。レバーの車体への取付けは自分で作業して問題ない。同梱の説明書は車種別になっていて親切だ。

レバーとアジャスターは8色あるにもかかわらず、どちらもシルバーとした。SR400号に赤や青のパーツ付けても浮いてしまうからな。面白みは無いけどバランスは良いはずだ。

まずは簡単なブレーキレバーから交換する。ワイヤーが無いからな。ゴム製のカバーを外してボルトを抜けば外れる。ボルトは下のナットを外してから上のボルトを緩める。レバー取り付け部にバネが入っているので要注意。このバネは使いまわしする。

油圧ポンプを押すボルト長は、今まで付いていたブレーキレバーのボルト長と同じぐらいにしておく。別のレバーだから改めて調整したほうが良いけど、少々違っても身体が慣れてしまうからな。
取付けるとこんな感じ。あんまり違和感は無いけど、少し近代化した気がする。当たり前だが従来のゴム製カバーは付かない。

純正のブレーキレバーは上下の遊びも少々あって、悪く言えばグラグラしていた。新しいレバーは上下の遊びは少なくて、少しカチッとした握り具合になっている。良い感じだ。
次は面倒くさいクラッチレバー。まずは従来のクラッチレバーを取り外す。ちなみにクラッチレバーは純正ではない。KITACOのショートリーチレバーを使っている。純正より少し手前にレバーが来るので、手の小さい人は使いやすい。これからはアジャスターで調整できるので、手の小さい人も安心かも。

まずはゴム製カバーを外す。普通にむけばOK。クラッチワイヤーのアジャスターのゴム製カバーも外す。

このアジャスターを調整して最も遊びが大きい状態にする。ワイヤーをたるませて取外しやすくするためだ。アジャスターを回すにはプライヤーを使う。手で回すのはシンドイ。

アジャスターを調整したらクラッチレバーのボルトを抜く。このボルトの真上にETCアンテナがあるのでスパナでチマチマと回す。ブレーキレバー同様に下のナットを外してから上のボルトを緩める。アジャスターの切り欠きが正面に来るように合わせるとクラッチレバーが外れてくる。

この状態ならばレバーからワイヤーのタイコを外すことが出来る。見た感じワイヤーは傷んでない。まだまだ大丈夫かもしれないが、新しいクラッチワイヤーに交換しておく。5年間一度も交換してないからな。

ワイヤーを交換しないならば、このまま新しいクラッチレバーを取り付ければOK。今回はクラッチワイヤーを交換するためにエンジン側のクラッチワイヤーを外す。ハンドル側のワイヤーのタイコを押し込めばエンジン側のワイヤが緩む。

ワイヤーは横にずらすと外れる。比較的簡単に外れる。

これでクラッチワイヤーが外れるのでハンドル部分から抜く。ハンドル部分が込み入っていて抜けにくい場合は、ゴム製カバーを外して下方向に引っ張ると抜ける。

新旧のクラッチワイヤーを比べると古いクラッチワイヤーが固くなっているのが分かる。5年を経過して周囲のゴムが硬化しているんだろうな。こうなるとシリコンオイルを塗布しても硬いままだろう。

新しいクラッチワイヤーを取り付ける前にワイヤーに注油しておく。インジェクターを使って下部左の小さい穴からワイヤー用オイルを注入する。ワイヤーの反対側からオイルがポタポタとたれてくるぐらい注油しておく。余分はオイルはウエスで拭き取っておく。

オイルはヤマルーブのワイヤーグリースを使ってみた。グリースという割に粘度は低い。
後はワイヤーを元通りに取り付ける。。。取り付けるのだが、これが手間がかかる。エンジン側のクラッチワイヤーは写真のようにエンジンブロックの穴にゴム製の蛇腹ブーツを通す。この写真のような状態ならば比較的簡単に作業できる。

しかしSR400 FIにパフォーマンスダンパーを付けていると、この写真のようになる。エンジンブロックの穴は見えないし手が届かない。かなりヤバい。仕方ないので蛇腹ブーツにグリスを塗ってグリグリしながら少しずつ押し込んでいくしかない。上手く行かなくて、ちょっと心が折れそうになったけど、なんとか押し込むことができた。

新しいクラッチワイヤーが通ったらアルミビレットのクラッチレバーを取り付ける。クラッチワイヤーのアジャスターを元の状態に戻して、クラッチレバーを握ってみる。あんまり軽くはなってないけど、ブレーキレバーと同様にカチッとした握り心地になっている。これは良いかもしれないな。

ブレーキレバーとクラッチレバーの遊びは少し走ってみないと分からないな。少し走ってから遊びは調整することにしよう。明日は走れるだろうか。また宮川公園に行ってみるかな。
