最近はカメラといえばスマホ、Google Pixel 4 XLでほぼ満足している。唯一操作性に難があるので、パチパチとスナップ撮る時にはSONY RX0 IIを使っている。日常の写真、旅行の写真はこれで十分だと思う。非常に良く撮れる。しかし、スマホとRX0 IIでは「写真を撮る」というよりも「記録を残す」という意味合いの方が強い。旅行の記録を残したい、という気持ちも強いしね。
スマホで撮ったのは「画像であって写真でない」なんて偉そうなことを言いたくは無いが、写真機としてのスマホは、GADGETとしてちょっと物足りないと思う時もある。
そんな時にSIGMAから新しいカメラ、SIGMA fpが発売になった。レンズ交換式フルサイズミラーレスで最小サイズ。マウントはLEICA L-MOUNT。ちょっと面白そう。癖が強そうだけど。
- センサーはベイヤー型でSIGMAお得意のFOVEONではない
- 電子シャッターのみでメカニカルシャッターが無い
- 2,460万画素でイマドキの高解像度ではない
- 背面液晶モニターは固定式で稼働しない
- アクセサリーシューが本体に無くて外付け
デメリットぽい仕様を挙げてみたが、悪い印象は無い。むしろ割り切っていて好印象。かなり思い切った仕様に振ってきたなあ。たぶん、メインは12bit CinemaDNG対応の動画撮影なんだろう。自分としてはフルサイズのスナップカメラとして使ってみたい。Mount Adaptor使えば、LEICA M-MOUNTが使えるので、LEICAやZEISSの35mm F2あたりでガシガシと撮影したい気分だ。
お値段は本体が20万円強。フルサイズとしてはお手頃価格。年末に向けて心が揺れるねえ。先日、ヨドバシでSIGMA fpを触ってきたが、予想以上に小さい(立派なコンデジ)のとギッシリ詰まった直方体の感触が非常に良好。操作性も良かった。フォーカス位置を画面タッチで決めるのは、何故に最初からこうしなかった?と思えるほど良好だ。もっとも、使うならMFで使うよな。。。とか画面をいじっていたら触った位置が拡大表示されてMFフォーカスにとても便利になっている。これは。。。良いかもねえ。