文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Roma 5th day

8時過ぎに起床。今朝はTVでジブリがやってないので、すんなり動ける。身支度して朝食を頂く。今日はワイフの休養日として、一人で出かけることにする。


とりあえず気になっている店とチェックして回る。まずは東京大阪にも支店がある革鞄の店、IL BISONTE。HOTELから数分の距離にある。早めにいったのでまだ掃除中だった。店員の一人は日本人のようで日本語で対応して頂いた。カバンの方は、革素材は良いものを使っているようだが、コバの処理はそんなに一生懸命やってない様子。全部革素材よりも、帆布系素材との組み合わせカバンが、デザインも凝っていて良い感じ。だが、値段もいい。\50,000ぐらいする。この値段なら土屋鞄が買えるな。ちょっと躊躇してしまう。ただ、赤白緑のイタリア国旗デザインの革トートはいい感じ。今日を入れてまだ4日あるので、気が向いたら再び来ることにする。


次はガイドブックに出ていたSINRIという店。これはバカンスでお休み。もう一つはFederico Polidoriという革職人の店。この店に一番期待していた。行ってみると、店というより工房で、商品はほとんど置いてない。半分シャッターが閉まっていたので、お休みかとおもったが、奥から職人でもある主人が出てきた。中に入って良いよとのことなので、店内を見せて頂いた。中々凝った作りの革鞄が並ぶ。新品はほとんど無く、古いものが並ぶ。お互いにたどたどしい英語だが、話をさせていただいた。自分も趣味で革鞄を作っていることを告げると、つかている道具を色々とみせて頂いた。結構日本のクラフト社の道具を使っているとか。あと、イタリア製の道具はもうイタリアでは手に入らず、フランス、イギリスから輸入しているとか。革素材はトスカニーニだが、勤続パーツは米国、イギリスだとか。手縫いとミシンとの使い分けとか色々と話をしているうちに、奥にある作業場も見せて頂いた。壁に型紙が沢山吊るされているし、今まで作ったカバンの写真なども見せていただいた。ほとんどネットからの注文生産らしい。注文から数ヶ月かかるとか。ただ、最近肩を壊してしまい、思ったような手縫いが出来ないらしい。手縫い用の馬はおじいさんの代から使われている年季のはいったものだが、アメリカ製の方が便利だよ、とのこと。コバ磨きの方法も教えて頂いたが、すごく普通の方法だった。きっと教えられない秘密の方法があるのだろう。結局30分以上お話をさせていただいて、色々と見せて頂いた。貴重な体験だったな。


そろそろお昼の時間なのでワイフの居るHOTELに戻る。近くのレストランでランチを頂く。その後もワイフは休息とのことで、一人で出かけることに。


テレべ川の向こう側に雑貨屋があるらしいので行ってみるが、シエスタでお休み。ここは諦めてスペイン広場の方にある文具屋に行ってみる。バスが来ないのでやきもきしていたらようやくとバスが到着。小型のバスは電動らしくエンジン音がしない。でも道路が石畳でガタガタなので騒音は凄い。15分ほどで到着。目当ての文房具屋は確かにいい感じだが、ちょっと値段が高めかな。ということで見送り。その後ポポロ広場で一休みしていたら、雨がポツポツきたので教会に非難したところで土砂降りになる。30分ほど雨宿りしていたら雨が上がった。その後、メイン通りをとろとろと歩く。娘のお土産にsuper dryのTシャツを買おうとしたら、ブレーカー上がって店内真っ暗に。それでも営業継続するのが素晴らしい。クレジット決済できないので、現金払いで済ませた。ディズニーストアではパリのストアと全く同じデザインで青が緑に変わっただけのTシャツを購入。この辺は手抜きだよね。途中雑貨屋で見ざる言わざる聞かざるの人形があった。ちょっと欲しかったが大荷物になるので買わず。というか、これが欲しければ日光に行ったほうがいい。フェラーリのオフィシャルストアがあったので、実父にスクーデリアフェラーリのキャップを買う。MOMOのフェラーリ版があったので欲しかったが、荷物になるので諦める。お値段お手頃だったな。


HOTELに戻る途中でいつものレストランに予約を入れる。今日のメニューはシーフードサラダ、カルボナーラ、仔牛のエスカロップ。相変わらず美味なり。食後に近くで人気のジェラート屋に行く。チョココーティングしてくれるのが嬉しい。素晴らしいね。