文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

芸術は爆発だぁ

今日の天気予報は一日中雨らしいのでFIAT500号でワイフと出かける。まずは港北のチェッカーモータースの工場へ。ECUのROMを交換して頂く。リコールではないが無料交換となった。詳細は知らないが、不具合対策らしい。その後、生田にある「岡本太郎美術館」へ向かう。以前から一度行ってみたかったのだ。港北から30分程度で到着。早速美術館へと気持ちは急ぐ。しかし、駐車場から美術館まで生田緑地内をかなり歩かなければならない。しかも大雨。最短ルートは急な下り階段が続くらしいが、大丈夫だろうと高をくくって出発。しかし、予想以上に困難なルートだった。これでは間違って通るお年寄りは怪我してしまうかも。


なんとか美術館のエントランスに到着。もうパンツとシューズはビショビショ。とりあえずだんをとるのと休憩するため、併設のレストランへ。この手の美術館のレストランで美味しかったことは無い。冷凍&レトルト臭がキツいのだ。なので、こういうところではBLTなどのサンドイッチを食べるのが無難なのだ。が、それを思い出したのは、レトルト臭がキツいハンバーグを食べ終えた後だった。


お腹も一杯になり、念願の岡本太郎氏の絵画作品を中心に鑑賞。断片的には作品を知っていたが、その生涯の活動をたどる展示の圧倒的存在感に打ちのめされた感じ。途中、ピカソや雪舟の作品の展示もあったが、物凄くホッと軽くなった。対して、太郎氏の作品と対峙するのはエネルギーが要る。突き飛ばされるような感覚だな。良いものを見せていただいた。


「芸術に意味など不要で、鳥の声や自然の美しさを感じるように、芸術も感じれば良い」という意味の太郎氏の発言が書かれていた。確かに確かに。