年齢のせいか既成品の服だとサイズが合わないので、最近は服はほとんどオーダーで作ってもらっている。シャツだと袖丈が長すぎたり、ジャケットだと着丈と袖丈が長すぎ、パンツだと太ももとふくらはぎが余ったりするのだ。
身体に合ったサイズの服は着ていて非常に楽チンなので、一度着てしまうと止められなくなって、そればかり着るようになってしまった。
当然、フルオーダーの服は高価なのでイージーオーダー、パターンオーダーでお願いしている。ジャケットとパンツを注文している。コートも注文できるが、かなり高価なので、コートは既成品を買っている。シャツは高島屋のフルオーダーシャツが1万円から注文できるので、それを利用している。それでも高価だよねえ。
そこにユニクロがセミオーダーの商品を始めた。
www.uniqlo.com
メンズだとジャケット、パンツ、シャツのセミオーダーができる。調べてみるとリアル店舗に行って採寸してもらう必要があることが分かった。今日は仕事の終わりが少し伸びて、ジムに行くにも帰宅するにも中途半端な時間だったので、ユニクロに行って採寸してもらうことにした。
ヨドバシ横浜8Fにあるユニクロに行ってみた。月曜日の夜なので空いている。店内を探してみるとセミオーダーのコーナーがあった。注文方法の説明書きによると、店頭のサンプル品を着てみてサイズを選び、採寸してから「ネットでオーダー」とのこと。今ひとつ要領がつかめずにいると、セミオーダー担当の店員さんから「採寸いたしましょうか」と言って頂いたので、お願いすることにした。
ユニクロのセミオーダーは百貨店のパターンオーダーなどとは違って「非常に沢山ある選択肢の中から選ぶ」というのがポイントで、選択肢を選ぶために採寸するのだ。
ジャケットのセミオーダー編
素材は110番糸のウール98%にポリウレタン2%の混紡。多少ストレッチが効く。安っぽいテカリも無い。裏地はポリエステル。値段から考えると作りは悪くないが、それなりの作りで、そんなに期待しないほうが良い。
[1] ジャケットタイプをレギュラーとスリムのどちらか選ぶ。
[2] サイズをXXSから3XLの中から選ぶ
[3] サイズごとに着丈が2~4種類あるので選ぶ(2cm単位)
[4] サイズごとに袖丈が約10種類あるので選ぶ(1cm単位)
[5] カラーをグレー/ブラック/ネイビーから選ぶ
シャツのセミオーダー編
シャツの素材はコットン95%にポリウレタン5%。作りはそんなに悪くない。百貨店のワイシャツ売り場でも、下記程度の選択肢はあるので、これをセミオーダーとは呼ばない。ユニクロのサイトでもセミオーダーとは言ってない。
[1] シャツのタイプをレギュラーからスリムから選ぶ
[2] サイズをSからXLの中から選ぶ
[3] 首周りが約4種類あるので選ぶ(採寸してもらう)
[4] 裄丈が首周りごとに約7種類あるので選ぶ(採寸してもらう)
[5] カラーを白かライトブルーから選ぶ
[6] 襟タイプをレギュラー/ワイド/ボタンダウンから選ぶ
パンツのセミオーダー編
パンツの素材はジャケットと同様でセットアップとして着ることが出来る。パンツもセミオーダーというほどではない。
[1] タイプをレギュラーかスリムから選ぶ。通常ジャケットと同じタイプを選ぶようだ。
[2] ウエストサイズで選ぶ
[3] 裾上げをお願いする。タイプはダブル/まつり縫い/ミシン縫いの三種類。
以上で選択は完了する。この選択した内容を店員さんがカードに記入してくれる。ここまでで既に30分以上時間がかかっている。この店員さんの対応が非常に丁寧で、正直ユニクロとは思えない神対応だった。素晴らしい。ユニクロでこんな丁寧な対応してたらコスト割れしないか心配になるぐらい丁寧に時間をかけて対応してくれた。素晴らしすぎる。なので、間違っても店内が混在する時間に採寸に行くのはお客も店員もシンドいだろう。
これを注文するのに店頭で注文はできず、ネットというかスマホから注文する。店内にいるのにスマホからユニクロのネットショップにアクセスして注文しなければならない。ここでも店員さんが付きっきりで対応してれた。もう申し訳無さすぎる。スマホで注文完了して、支払いを店内のレジで済ますこともできる。仕上がりは約一週間後らしい。自宅への配送は送料無料だそうだ。
今回、ジャケット、パンツ、シャツを1枚ずつセミオーダーした総額は約26,000円。店員さんの神対応込なので、かなり安いと思います。
着心地は仕上がってみなければ分からないが、素材もそんなに悪くはなさそうなので、期待して良いと思う。仕上がりは乞うご期待だ。