文書生活 : TEXT LIFE

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Effectorを買う:歪み系

歪み系Effectorは無数にあると言っても過言ではない。ここ数年でBoutique系と言われる小さい工房が色々な歪み系のEffectorを毎月のように新製品を出してくるらしい(店員談)。素晴らしい。どんどんやってほしい。

歪み系はMakerも種類も多すぎるので、自分で選ぶ自信がないので、店員さんに選んでもらうことにした。条件はLes Paulのハンバッカー系Pickupで太めの音で、Heavy MetalではなくOverdrive系で、比較的良く歪むやつ。

楽器屋を数軒渡り歩いて、その店の店員さんオススメの歪み系を試させて頂いた。店員ごとにオススメが異なるので、試奏したEffectorは多くなった。ReferenceはBOSS SD-1にしてみた。試奏してみたEffectorは以下の通り。

BOSS Blues Driver

すごく人気があるらしい。名称にあるBluesという感じは受けなかったが、良い感じに歪む。pickingの雰囲気は良く出る。 

BOSS Blues Driver  BD-2

BOSS Blues Driver BD-2

 

ALBIT SD-2

ALBITなので期待していた。かなりバキバキに派手に歪む。Comp感が強くて、高い音が金属的に歪む感じ。メロコアとかやるなら良いかも。

ALBIT ディストーション SuperDrive Distortion SD-2

ALBIT ディストーション SuperDrive Distortion SD-2

 

 Fulltone OCD V2

池袋のイケベのEffector専門店のオススメで良く売れているらしい。音はDistortionOverdriveの中間ぐらいの雰囲気。比較的良く歪むが、塗りつぶす感じでComp感は少ない。

Fulltone OCD V2 [並行輸入品]

Fulltone OCD V2 [並行輸入品]

 

 JHS Charlie Brown V4

所謂"Brown Sound"を再現しているらしくて、Charlie Brownとかけているらしい。Marshall JMT45の再現らしい。歪みとしてはかなり軽くて、Driveをゼロにするとほぼクリーンサウンドになる。

JHS Angry Charlie V3

先のCharlie Brownが怒ったversionで、歪みは強めになる。Comp感は少なめで、Pickingの雰囲気は強く残る。Driveを弱めにしても歪みが結構残る感じ。

Providence STAMPEDE DT STD-2

 イケベロックハウス池袋の店員さんオススメ。Distortionらしい音がするが、Comp感は少し少な目。

 Providence STANMPEDE OD SOV-2

JHS Charlie Brownに似たような雰囲気で、Telecasterとかでジャキジャキとオープンコードをかき鳴らしたい感じ。

 Providence HEAT BLASTER HBL-4

前記のSTD-2とSOV-2の中間みたいな、DistortionOverdriveの中間の歪み方だが、Driveを弱めればかなり軽い歪みになって、Driveを強めればComp感のあるDistortionになる。全体に音がまとまる感じ。

 色々と試奏させて頂いたが、一番自分のイメージに近かったのがProvidence HEAT BLASTERだった。BASS BOOSTも良く効いてフレーズ弾いた時に良い感じ響くし、Drive強めにしてリフを弾くとCompが効いて良い感じ。ノイズも無いし使いやすそう。

Effectorを買う:Compressor

Les Paulを手に入れたので、自宅でペロペロと弾いたりしている。音な生音ではなくて、Pre Amp, ALBIT A1FD proのヘッドフォン端子にSONY MDR-CD900STを繋いで聞いてる。A1FDの音は素晴らしい雰囲気なのだが、クリーントーンだけでは物足りないので、Effectorを揃えることにした。

以前にたくさん持っていたEffectorはすべて手放してしまったから、一から揃えることになる。今はEffector Makerがたくさんあって選ぶのが楽しい。考えただけでもワクワクする。

とりあえず入力側のCompressorから選ぶことにした。定番はやはりBOSS CS-3MXR Dyna Compだろう。

MXR M102 DYNA COMP

MXR M102 DYNA COMP

 

 どちらも嫌いではないが、個性が強すぎる。今回は自然な感じのCompressorが良いかなと。Pre AmpのALBIT A1FDがとても良い感じだったので、候補には定番の2機種とALBIT GC-1GC-3を比較してみることにした。ALBITのCompressorは社内で手作業で作成したフォトセルを利用しているそうで、かなり凝った作りのようだ。

 

ALBIT GREAT COMPRESSOR コンプレッサー GC-3

ALBIT GREAT COMPRESSOR コンプレッサー GC-3

 

ただ、試そうにもALBIT GC-1とGC-3の新品在庫を置いている楽器屋が少なくて、色々と探し歩いた結果、 渋谷南口のイケベ楽器系のGrandy Bassに両方ともあった。早速、試奏させて頂いた。BOSS CS-も有ったがとりあえず候補から外した。GC-1とGC-3を色々と設定を変えつつ、色々と弾いてみた。

CompressorらしいのはGC-3の方で、Compが掛かっているのが良く分かるが、音色の変化は少なくて、音の粒が揃う感じが良い感じ。

面白いのはGC-1で、あんまりCompが掛かっている感じはしないが、ONにするとなんとなく音全体がまとまる感じ、良い音というよりも、良い雰囲気というべきか。

色々と試させて頂いて、若い店員さん(見習い中のようだ)の意見も参考にして、ALBIT GC-1を買うことにした。これ、2万円以上でちょっと高いし、専用AC Adaptorでないと動作しないし、ちょっと大きいけど。コダワリが良い感じだ。

クレカ不正利用の書類手続き

先日もクレジットカード会社から連絡があった。書類を送るので署名捺印して返送して欲しいとのこと。今日になった書類が届いていたので、良く読んで捺印して、同封の封筒に入れた。

いわゆる事務手続きなのでこれで良いのだが、同封されている書類の文面が非常に事務的というか、その書き方も、なんだか私が悪いことをしているかのような、そんな雰囲気を伝える文章なのだ。これには、事務手続きとはいえ、ちょっと違和感があった。

具体的には、季節のご挨拶のスグ後に「早速ですが、下記手続き書類をご送付いたします。二週間以内にご返送下さい。」みたいな雰囲気だ。

一応、私は、自分で言うのもなんだけど、そんなに悪い客では無いとおもうんだけどな。まあカード会社から見れば、木っ端な客なんだろうな。

(追記)

この事務手続きは、不正利用された件に関して「私が利用したものではありません」という誓約書みたいな文書にサイン捺印して返送するものでした。なんだか、私が不正利用したような、私がミスをしたような前提の文面なので、かなり気分が悪かった。

普通の店舗ではカード決済するときに、レジとかで目の前で決済手続きする。カードリーダーにクレジットカードを差し込んで、レジ(の隣の装置の場合が多いけど)を操作して、暗証番号(PIN CODE)を入力したり、サインしたりする。

百貨店は目の前で決済手続きできないケースが多い(洋服屋とか)ので、クレジットカードを持って、少し離れた場所にある会計の場所に移動します。その間はお客はお店で待っている。そういうものなんだけどね。こういう扱いを受けると、ちょっと考えてしまうよな。

Les Paulの弦を交換してみた

日曜日に早速、Les Paulの弦を交換してみた。元々張ってあった弦はちょっと傷んでいたので、楽器屋で弦を1セットくれたのだ。楽器屋で交換してくれても良かったのだが、まあ、自分で交換した方が、色々と観察できて良いのかも。

古い弦を外そうとすると、結構丁寧にペグに弦が巻いてあることに気がついた。前の持ち主は大事に使っていたのだろう。

弦を全部外して、レモンオイルで指板を磨いてみた。最初の1回目なので、ちょっと多めにレモンオイルを含ませたウエスで指板を磨いて、その後、乾いた布で指板を再度磨く。ついでにフレットも磨く。フレットと指板の隅に汚れが少しだけあったのと。フレットの減りが確認出来た。8割程度は残っているかな。

テールエンドも外して掃除して、ネジを少し増し締めして元に戻す。新しい弦を張り直してチューニングして試し弾き。全ポジションで音出ししてみたが、6弦ハイフレットでもちゃんと鳴るのが素晴らしい。安いギターは6弦ハイフレットの音が抜けなかったりするからな。これはソコソコのお値段のギターなんだろう。

シリアルナンバーからすると1993年製のLes Paul Standardなので、一応その生い立ちを調べてみた。

www.guitardaterproject.org

所謂、昔からいうところのStandard(2017年のStandardではない)のようだ。2014年のGibson100周年から大量生産が始まったらしいので、その直前の個体ということになる。つまり、そんなにスゴイ訳じゃない、普通のLes Paul Standardかなと。ちなみに誕生日は2月6日だと。

ギターは工業製品とはいえ木工品なので、アタリハズレがあるのは仕方ない。その後の保管状態で音も変わるだろう。このLes Paulが良いか悪いかは、他のLes Paulとの比較になるだろうし、比較するポイントは人によって違うから、あんまりギターの良し悪しは考えても意味がないだろうな。音はセッティングや弾き方で変わるし。

自宅で改めてジックリとLes Paulを観察したり、ALBIT製のプリアンプに繋いで音を出したりしてみた。感想は「非常に重たいのでシンドイ」(笑)。買う時に試奏した中で一番重たかったが、やっぱり重い。重さで選んだわけじゃなくて、一番自分にシックリ来たというか、弾きやすかったのを選んだけど、やっぱり重い(笑)。

 

Les Paul Les Plusに未練が残るなあ。あれはあれで良いギターだった。

クレカ不正利用の調査結果の続報

土曜日に渋谷で娘さんとお昼を食べている時に、クレジットカード会社から不正利用の調査結果の報告があった。今まで報告が無かった海外店舗での利用の件だ。やはり航空券を購入しており、上海からシドニーの航空券を中国人らしい名前で購入していたらしい。その中国人名も教えて頂いた。どこかで聞いたような名前だが、中国人にはよくある名前なんだろう。XXX・ジングゥオみたいな雰囲気だった。

フライトの日は7/21だったらしいので、フライト1週間前に購入ということになる。こんなの転売出来るのだろうか。それにしてもシドニー行きばかり。中国人はシドニーが好きなんだろうか。

フライト日に私が日本に居ること、もし私がフライトしていればパスポートに記録が残ることを主張しておいた。航空券の名義が中国人名なので、まあ、不正利用は色は濃いと思うが。

この件が海外店舗利用なので、クレジットカード会社はVISAに不正利用の申請するそうだ。日本のクレジットカード会社の保証の範囲外らしい。なんとも面倒くさい。

月曜日に、再びクレジットカード会社から連絡があった。今度は日本の旅行代理店H系での不正利用の件で、この件は不正利用で確定したとのこと。クレジットカードの保険で対応するそうだ。書類手続きが必要なので、私に郵送したとのこと。まだ手続きが必要なのだそうだ。面倒が続く。

電話の最後に「これからもカードのご利用、よろしくお願いいたします。」と言っていた。海外店舗の件はもうしばらくかかるらしい。申し訳ないが、これらの件が片付くまでこのクレジットカードを利用することは無いだろう。

1993年製Gibson Les Paul Standardを買ってしまいました。

 

昨夜Duesenberg Starplayer Specialを試奏したのが良くなかったのでしょう。夜中までDigimart.netでLes Paulを漁っていたためか、今日になって楽器屋に行くことに。楽器屋に行くからには、買ってしまうかもしれない、いや、買う気満々なので、愛車Z4号で出かけようとしたら、娘さんも出かけるというので、一緒に行くことに。

さて、どこの楽器屋にしようかと考えていたら、娘さんは表参道に行くとのことだったので、ならば渋谷の楽器屋に行くことにした。自分の感覚だと御茶ノ水よりも渋谷のほうが良い楽器がおいてあるような気がします。展示もキレイだし。

渋谷区役所地下に愛車Z4号を停めて、娘さんとジンナンカフェで遅いランチを食べる。それから娘さんが109に行くので、途中まで一緒に歩いて、ヤマダ電機の前で別れた。

さて、そこから一番近い楽器屋はクロサワ楽器なので、とりあえずそこを覗く。地下フロアにズラっと並んだLes Paul。素晴らしい。Custom Shopは高すぎるので、10万円台の中古をチョイスして頂いた。その中の1本が1993年製のLes Paul Standard。ヘッドの塗装が割れて、打ち傷スリ傷は年代相応だがトップはキレイ。木目無しのCherry Sunburstで私好み。重量は4.4kgで重め。ネックも最近のと比べると太め。個人的にはもう少し太くても良い。同じ値段で新品のTraditionalもあったが、その中古を音出しさせて頂いた。これが良い!太い!伸びる!響く!それに弾きやすいというか、弾き心地が良い。これはヤバイ。この1本目で決めるのは怖いので、店員さんにお名刺を頂いて退散した。この時点で65%はこれに決めていた。

次は石橋楽器ですが中古が無いのでそうそうに退散。同じくイケベも中古が無かったというか、高い中古しか無かった。中古でないLes Paulの在庫は素晴らしかったけど。

この状態で最初の1本目にするのも怖いので、御茶ノ水にZ4号で移動して、楽器屋を回ることに。クロサワ楽器で10万円台の中古Les Paulを出して頂いたが、あんまり良いのが無い。シモクラセカンドハンズに非常に珍しいLes Paul Less Plusの中古があって、これが非常に弾きやすくて、音が軽くて良かった。すごくアメリカンな感じで、すごく好きな感じ。今欲しいエレキのコンセプトとはちょっと違う、というかLes Paulの音じゃないけど、お値段も安いし、諦めるのは惜しいので日曜日までキープさせて頂いた。

その後、何本か同じような条件の中古Les Paulを音出しさせて頂いた。1998年製のLes Paulはかなり良かったけど、トーンノブがユルユル。別に音には関係無いし、すぐに直せるんだけど、なんとなく印象が悪かった。それ以外はほぼ1本目と同じ条件だった。

時間は既に19:30を回って、御茶ノ水の楽器屋はほとんど閉店時間になった。ちょっと駐車場まで歩きならが考える。やっぱり1本目を買うべきかな?買うべきだな?と。ただ、時間があんまり無い。御茶ノ水から渋谷までZ4号で移動して駐車場に入れてクロサワ楽器に行く間に閉店時間の20:30にギリギリかも。ここで、閉店時間に間に合ったら1本目を買う、という条件を自分に課す。もちろん安全運転が前提条件。カーナビの計算だと移動だけで15分の余裕があるので、ほぼ買うこと決定(笑)。

実際に渋谷までZ4号を走らせてたら本店通りのところで閉店10分前。これは無いかなと思ったらクロサワ楽器前のパーキングスペースが2台分も空いている。これはラッキー!というか1本目を買えと神様が言っていると勝手な預言をでっちあげながら、クロサワ楽器の目の前にZ4号を停めて地下フロアへ直行。先程対応して頂いた店員がちょっと驚いていたが、もう一回音出しさせて頂いて(やっぱり音が良い、重いけど)、買うことに決めた。

店員さんにネックと弦高を調整して頂いて、店員さんにZ4号まで運んで頂いた。ハードケースに入れると更に重いので。

いや、良い買い物をした。久しぶりに気持ちのよい買い物でした。

ただ、Les Paul Less Plusには未練がある。。。

Duesenberg Starplayer Special

最近エレキが欲しい病が復活して、色々と情報を漁ったりしている。ネットだとdigimart.netが在庫が多くて楽しい。ああ、こんなギターやベースが売っているんだなあ、弾いてみたいなあ、と。

www.digimart.net

エレキといえばハムバッカー・ピックアップが好きで、過去にYAMAHA SG1000とかPaul Reed Smithとか弾いていた。重たいボディーで、太い音がするのが好きなだな。ハムバッカーといえばLes Paulだが、最近のLes Paulは種類が多すぎて良く分かりません。結局Les Paul Custom Shopを買えば良いんだろうけど、40万円は出せないからなあ。何か自分のアンテナにピピッと来るエレキがあるはずなのだ。

で、色々とdigimartなどを漁っていたり、YouTubeを漁っていて、気になっているのがDuesenberg Guitar。デビュー当時の椎名林檎が弾いていて有名になったらしい。夏の旅行でAmsterdamやParisで探したが在庫はゼロだった。イケベ池袋に結構在庫があったけど、お値段ほどの輝きは無かったなあ。ネットでみるとキレイなんだけど。

Duesenberg

無駄にカッコイイセミアコが有名なんだけど、一部ソリッドボディもあったりする。

今日、仕事の帰りにブラリとイシバシ楽器を覗いたら、なんとDuesenbergのソリッドボディーの中古が激安でありました。定価の1/3以下。これは安い。

店員に聞いたら、特に中古市場で人気が無いらしい。これはヘッドにキズもあるし、金属パーツもかなりくすんでいて、塗装も焼け気味、年代も分からないので、このお値段とのこと。うむむ。

辞めておけばいいのに、試奏してしまった。おぉ、以前の持ち主はそれなりにセッティングしていたようで、とても弾きやすい。ネックは太めでボディも重い。最近の流行りは軽いギターらしいので、完全に流行からはハズレている。ボディカラーはスカイブルーというかターコイズというか、微妙な色合い。たぶん、コレなんだろう。

こんなにキレイじゃなかったけどね。とりあえず、日曜日までは取り置きして頂いた。もう少し冷静に考え直そうかと思ったが、既に買う気満々。今日、イヤッホー、しても良かったんだけどね。