だからこそ「私生活なんて捨てた方がいい。まず最初に捨てるものは生活、ガチ」と助言。「俺、自分で何もできないから、家も汚いままだったし、もし生活が崩れちゃうならお母さんにちゃんと手伝ってもらった方がいい」とアドバイスした。
どこかの記事で読んだのですが「歌手になりたい」「アイドルになりたい」「画家になりたい」「作家になりたい」「ギタリストになりたい」という、いわゆる「夢をかなえるために何をしたら良いですか?」みたいな質問の答えで印象的だったのは、
「歌手になる人は『歌ってないと死んでしまう』ような人で、歌手になるとか、ならないとか、そういうレベルの人ではない」
というもの。画家になるには、ではなくて、そういうことを考える前に既に絵を描き続けている。そういう人が結果として画家と呼ばれる。みたいな話だった。生活とかお金とか社会人とか世間体とか、そういうことが気になる人には無理なのかもしれない。
なのでVaundyの人の回答は、その記事の内容とほぼ同じかと思う。とりあえず曲を作る。生活とかお金は二の次。
昔々の芸術家と呼ばれた人たちにはパトロンがついていたらしい。イタリアだとメディチ家とか芸術家のパトロンとして有名だったそうだ。ローマ教皇やフランス国王もパトロンをやっていたらしい。今でもそういうパトロンがついている芸術家や音楽家もいるんだろうなあ。形は違えど。デビュー前のタモリさんの生活を赤塚不二夫が支えていた、みたいな感じかも。
この辺の心情を歌った鈴木亜美の「それもきっとしあわせ」という歌がある。キリンジの作品。サビのラストの「不幸なってもかまわない」という歌詞が心にしみる。キリンジも歌っているが、鈴木亜美が歌うとすごく響きます。
歌いたい歌がある
私には描きたい明日がある
そのためには
そのためには
不幸になってもかまわない