左リアのウィンカーが死んでいるので、交換することになった。Webikeで注文した同じデイトナ製のウィンカーは数日で届いた。最近のWebikeは在庫があれば納品が早い。在庫がないとは半年待ちとかあるけどな。日曜日は時間もあって天気も良かったので、日当たりの良い場所で作業開始。
これが死んでるウィンカー。ウィンカー本体と軸の部分のグラグラを減らすためにビニテが巻いてあるけどグラグラのまま。ビニテは無意味だった。
リアウィンカーを交換するためには、ナンバープレートとリフレクターを外す(10mmボルト)。すると内側に配線が丸めて押し込んであるのが見えてくる。書き忘れましたが、このウィンカーは純正ではありません。純正ウインカーはもっと前方のリアフレームに固定されます。この純正ウインカーの位置はサイドバッグとぶつかるのでリアに移設してあります。ロングツーリング対応です。
この丸めて押し込んである配線がポイント。非純正のデイトナ製のウインカーの配線はこの中に丸めてある。なのでウィンカー交換はここの作業だけで完結する。純正はリアフェンダーの裏側を通ってバッテリ近くまで配線が通っているので作業が面倒だったので、非純正ウィンカーは作業効率を考えた配線にしてみた。
リアウィンカーはシムズクラフト製のウィンカーステーに固定してある。このウィンカーステーを外すと、テールランプが落下しそうになるので、養生テープで固定しておくと作業が楽になる。テールランプ裏にある黒いのがゴム製の板で防振を狙っていると思われる。SR400は様々な箇所にこの手の防振対策がされている。長い間製造されていたから、都度改善が入ったのだろうなあ。それでも振動がスゴイけど。
丸まった配線をほどいてウィンカー配線のコネクタを外す(17mmナット)。ウィンカーステーからウィンカーを外せば取り外し完了となる。
死んだウィンカーを本体と軸にバラしてみる。本体の内側が削れているのが分かる。元々はギザギザがあったはず。軸側のギザギザも少し削れている。本体のギザギザと軸のギザギザが噛み合って固定されていたと思われる。しかしギザギザが削れていたらグラグラになるよね。たぶん本体はアルミ系、軸は鉄系だと思われる。そりゃギザギザの噛み合わせが悪い状態で激しく振動すればギザギザは削れるよねえ。
こうなったプロセスは分からないけど、想像すると以下のような感じかと思う。
1)最初からウィンカー本体側の固定ボルトが緩んでいた
2)固定ボルト緩んだ状態で走ると激しく振動する(結果、球切れおこした)
3)球交換して走り続けると激しく振動して本体側のギザギザが削れて、軸側のギザギザも少し削れる
4)本体側がグラグラになって、ウィンカーレンズ側が重いのでウィンカーは下を向く
5)下を向くと本体側の割れ目が上を向くので、そこから雨か濃霧が入ってウィンカー球切れする(北海道ツーリング)
6)無理やり固定ボルトを締め付けたけど締まらず(本体側の限界)再びグラグラになる。
最初の固定ボルトが閉まっているか確認したほうが良さそうだ。
こちらが届いた新しいウィンカー。ピカピカだわ。フロントウィンカーと比べてリアウィンカーは軸が長い。
今回はウィンカー取付時に配線をカバーするチューブを取り付けようとおもった。しかし、チューブの厚みで組付けが出来ず、結局チューブは外して破棄することになった。時間を無駄にしたな。チューブが付くなら最初からやっていたはずだからな。
この状態でウィンカーの動作確認する。キーを差してONにしてウィンカー左右、ハザード、リアランプが正しく点灯するか確認する。よしよし問題無し。これで大丈夫だわ。。。
ここからウィンカーステーを固定、配線をタイラップで丸めて押し込む、リフレクター、ナンバープレートを固定、これで完了。。。
さあSR400にキックの儀式でエンジン始動。。。空キックx8回(おまじないです)でキックが固くなったところでデコンプレバーを引いて少しキックを動かして、キーをON。。。
あれ。。。
なぜにランプが付かない。。。
キーをON/OFF/ONにしても付かない。。。
あれ。。。
とりあえずキック。。。無反応。。。
もう一回キック。。。無反応。。。
えーバッテリ上がってしまったの。。。
あーウィンカーステーからナンバー取り付けまでの作業の間にキーがONのままだったか。。。
えーこの短時間にバッテリー上がったの。。。
2024/03に車検を受けた時に、そろそろバッテリーが3年を超えているのでヤバいのでは?と質問したら「まだまだ大丈夫ですよ!」と回答があったので心配していなかったのだが。
たしか物置の奥の方にバッテリーチャージャーがあったような気もするがクルマ用だったからなバイクのバッテリーに使えるかはアヤシイ。amazonでバッテリーチャージャーの値段を見ると1万円以上する。安いのもあるが不安だ。で、肝心のSR400用のバッテリーを見ると1万円以上する。これは困ったなあ。
ということでバッテリー交換編に続く。