
ギター・アンプの真実 エレキ・ギターの音色の90%以上はアンプで決まる(ギター・マガジン)
- 作者: アキマツネオ
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2019/10/18
- メディア: 単行本
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元マルコシアス・バンプのフロントマンであり、知る人ぞ知るアンプビルダーでもあるアキマツネオ氏は、エレキ・ギターの音色の90%以上はアンプで決まると言います。
最近はエフェクターの種類もかなり増えて、その音色のバリエーションも無限大と言って良いと思う。しかし、ギターの音色は結局はアンプで決まる、と著者のアキマツネオ氏は言う、らしい。自分の薄い経験から言っても、ほぼ事実に近いんじゃないかな?と思う。
というのも、前述の自分の薄い経験から、次のようなことがあった(自分の経験とは半径5m以内で起きた出来事だと言われているので、まあ、汎用性のある事実ではないですが)。
ギターとアンプには相性がある
これは、自分の半径5m以外の範囲でも事実だろう。でも、相性って何?と改めて問われると明確な答えはない。まあ、ギターとアンプを直結して弾いた時に「良い音だな」と思えれば、相性が良い、ということだろう。
どのアンプでも同じ音のするギターがある
これは半径5m以内の出来事。昔使っていたPRSは、どのアンプでも、極端なことを言えばエフェクター使っても、そのギターの音がした。まあ気分の問題だと思うが。PRSは弾きやすかったけど、バンドでは使いにくかったな。YAMAHA SG-1000もそういう傾向があった。
クセの強いアンプ、クセが全く無いアンプがある
これも半径5m以内の出来事。大学の時に使っていたYAMAHA F100は全くクセが無くて、ギターとエフェクターの音がした。アンプの存在を感じないので、ある意味使いやすいけど、ちょっと面白みに欠けた感じ。反対にPEAVYのアンプはクセが強くて賛否両論だったが、自分が使っていたYAMAHA SE700とは相性良くて愛用していた。
ギターを沢山持っている人、ギターのコレクターは居るけど、そういう人はアンプも沢山持っているのだろうか?アキマツネオ氏が言うように、アンプで音色が決まるならば、アンプを沢山集めたほうが良いんだろうか?