文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

シャツ第6号

2014-06-21 19.59.28

日暮里のトマトやユザワヤで買った生地が、手付かずのまま積み上がっているので、シャツを作り始めた。そろそろ暑くなってきたので、涼し気な麻のシャツを作ることに。麻の生地は2着分かってあったので、同時に2着作ることにしてみた。とあるWeb記事に「まとめて作ると早い」みたいことが書いてあった。それを信じてみた。

かなり薄手の麻で、ボイル処理してあるらしい(意味は分からないが)。柔らかめなので、薄手の接着芯は規定通りに入れた。作業を進めていると、確かに2着同時だと早いかもしれない。アイロンかけたり、まち針打ったり、端を処理したり、直線縫いしたりと、作業内容がコロコロ変わるし、その度に作業準備が必要だったりするので(アイロン温めたりとか)、作業内容をまとめると確かに早い。しかし、その分、「作業している」感がちょっと強くて、結構疲れる。楽しんで作っているはずなんだけどな。

黙々と作っていると、とりあえず形になった。しかし、手持ちのボタンに良さそうなのが無いので、ボタンは1着分だけ取り付けた。かなりスケスケなので、下に着るTシャツに気を使いたいところ。

2014-06-15 13.02.36

そして、今回から袖の表側からダブルステッチを入れることにした。「ゼロからはじめてシャツが作れる本」には、袖の表側からのステッチは無しになっているが、市販のシャツはたいていステッチがある。この袖のステッチをどうやるのか?色々と悩んでいたが、Webで色々と探してみたら答えがあった。脇から袖口まで、少しずつ縫っていくのだそうだ。非常に地味な作業だが、袖の表側からステッチをすることが出来る。他の布を縫い込まないように注意が必要で、手間暇かかるけど、仕上がりは良い感じになる。

上の写真は分かりにくいですが、脇から袖口まで縫い終わった状態。井戸の底を少しずつ縫うような感じで、縫い終わると、ミシンの針の周囲に袖がシワシワの筒状になってしまいます。ダブルステッチにする場合には、この作業を2回やることになります。

手間はかかりますが、強度と見た目の良さは捨てきれない。頑張るしか無いんですな。