文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

革カバン作りは一段落

GW連休から取り組んでいた革カバン作りは一段落。一応カタチにはなった。だいたい自分のイメージに近いものにはなった。が、使い勝手は今ひとつだな。


これが今回のカバン。

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エース株式会社が運営している世界のカバン博物館に展示されていた古いカバンから妄想を膨らませて型紙を一から作りながらカタチにしてみた。形状はほぼイメージ通りになったが、細かい点が気に入らなかった。正面のバックルの固定方法がユルかったり、サイドのバックル部分の固定方法が気に入らなかったり、内部ポケットが小さかったり、ショルダーベルトが長すぎたりと。あと少々小さかったので、カメラの出し入れが面倒だった。


この辺を反省して、再び型紙を修正して作りなおしたのが、こちらのカバン。

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前述の反省点は反映されたので、不具合は解消されたんだけど、プロポーションが今ひとつになってしまった。どうもウエストが太いんだよね。原因はサイドの革を切り出した部分の強度にあったのかも。最初のよりも柔らかいのかもしれない。革の性質を見極めるのは、まだ自分には無理だなあ。

あと、ちょっとだけカラーストーンを入れてみた。

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色の配置はももクロを参考にさせて頂いた。この辺はコダワリだ。


この2つのカバンは一日ずつ使ってみたが、荷物が少量ならば使えるかな。革が厚くカバンが重いのだが、オイルを多めに含んだ革で作ったベルトが、妙に身体に馴染んできて、良い感じなのだ。カバンの背面は微妙なカーブを描いて凹んでいるので、贅肉の付いたウエストからヒップにも良く馴染む。ただ、物の出し入れは難しいねえ。その辺は市販のカバンにはかなわないわ。