文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

停電が当たり前の生活

計画停電が始まって、自宅では毎日のように停電がある。一日に二回停電する日もある。特に夜の停電は辛い。今後改善される見通しは少ない。来年まで計画停電が続くという話もある。そろそろ「停電が当たり前の生活」をどうやって成り立たせるかを考えなければいけない時期なのかも。


停電すると何が困るのか?といえば、夜の停電では照明、そしてこの時期だと暖房器具、さらに、真夏の停電だと冷房器具が必須になるだろう。食事の支度はガスが使えればなんとかなろうだろう。オール電化だとキビシイが、それでも、アウトドア用のコンロなどを調達すれば、食事の支度はなんとかなる。


当たり前だが、停電だと電気が得られない。これで生活を成り立たせるには、①電気を得る手段を考えるか、②電気なしで生活する手段を考える、の大きく分けて二つの方向性が考えられる。もちろん、①と②を組み合わせもあるだろう。


今回は①を中心に考えてみる。電気を得る手段は、発電するか、蓄電するか、の二通りだろう。発電するには、発電機を入手すれば良い訳で、ホンダやヤマハといった大手発動機メーカーからも発売されている。ガソリンを燃料とした発電機が中心で、これに加えてホンダではお手軽なガセットコンロ用のガスカートリッジを燃料とするタイプもある。価格は10万円ぐらい。動作時の騒音と排気ガスは我慢しなくてはならない。当たり前だが、室内利用は不可能。マンションのベランダも騒音があるので難しいかな。屋外に発電機をおいて、室内まで電源コードを延長することになる。


また、蓄電するならば、自動車用のバッテリに蓄電するのが容量が大きいのでベターだろう。このままでは、直接家庭用の電源は接続できないので、インバーターを介してつなぐことになる。インバーターは\5,000ぐらいで入手可能。使う電気器具のワット数にもよるが、インバーター出力が350Wもあれば大丈夫だろう。

セルスター(CELLSTAR) パワーインバーターミニ(DC12V専用) HG-150/12V

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そして、自動車用バッテリを充電する充電器も必要になる。これも\5,000ぐらいで入手可能。あとは自動車用のバッテリ本体。一般的な12Vの密閉式になるだろう。

Meltec [ メルテック ] バッテリー充電器定格8ADC-12V用 [品番] PC-200

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蓄電のポイントは室内での利用が可能な点だと思う。主な電気の用途が照明と冷暖房器具ならば、室内利用可能なことは大きなメリットだろう。