文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

傘解体フェチ

最近傘が安いので出先で雨に降られるとつい傘を買ってしまう。これが度重なり自宅に大量の傘が貯まってしまった。明後日は小学校の家庭訪問があるので玄関の片づけをしていたら、傘立てから傘が溢れかえっているのが何とも醜いことに今頃気づいた。日中は娘の勉強につき合ったり食料品の買い出し(ウーロン茶、ミネラルウォーター、トマトジュースを各2箱合計6箱+トイレットペーパー18ロール+お米等々)。帰宅してから金魚水槽掃除。

傘の片づけは21時過ぎから着手。ビニ傘含めて10本ほど捨てることにした。傘をどう捨てるか?傘の布の部分と骨の部分を分けて捨てなければならない。切れ味抜群のハサミを片手に、傘の布部分をチョキチョキ切りながら、布を骨からはずす。傘を開いた状態よりも、閉じた状態の方が作業がやりやすい。

傘の骨の先端部分の骨と布を接続するためのキャップのような部分を引っ張って、骨からはずしていく。このキャップを全て外しても、骨の中間部分2カ所で布と糸で結ばれているので、布をめくってハサミを差し込んでチョキチョキと切り裂いていく。最初はピンっと貼っていた傘の布がダラリとしてくる。最後は傘の先端部分を切り裂いて、骨から布が完全に離れる。

この作業を想像してほしい。

  1. ひらひらとした布をめくり、ハサミを差し込み、布を切り裂く
  2. 最初はピンとしていた布がだんだんと力が抜けてダラリとしてくる
  3. 最後は先端部部をハサミで切断して、布を全部外してしまう

なんだか淫靡な雰囲気がしないだろうか?4本目の傘を解体した頃から、なんだかこの作業が楽しくなってしまった!特に今回は女性モノの傘を解体したからなおさら楽しい!私にはこんな性癖があったんだなあ。新しい自分を発見した気分だ。皆様にも是非、傘解体作業を体験して頂きたい。