文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

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にリンクがあるデビッド・バーンのブログ

David Byrne's Journal

に記載されているらしい記事を引用します。

バーン氏はブログの中で、自身が在籍していたバンド『トーキング・へッズ』の曲、『バーニング・ダウン・ザ・ハウス』のヒットの影で裏取引があったことを知った経緯を綴っている。ライブでこの曲を演奏すると客が大喜びしたのは、単にそれがラジオで流れていたからで、ラジオで曲が流れたのは、現金にコカインや女性といった賄賂が「こっそりと」放送局に渡されていたからだったという。

 バーン氏はこう書いている。「10代の頃からずっとラジオで聞き、感動してきたポップソングはどれも、裏金と引き替えに流されていたものだったのだろうか、と私は考えた。ああ、なんてことだ!ということは、当時の数少ない独立系のラジオ局以外では、私も『パブロフの犬』扱いされていたというわけだ――私は自分の耳でいい曲を見つけ、夢中になったと思っていたのだが、実はそれも、何も知らない私の脳にある種の音をたたき込むために調整されたプログラムがあってのことだった。私はすっかり操られていたのだ!私が自分の意志で曲を好きになり、こんなものを好きになるのは自分だけだと思っていたが、そんな感情も、私の想像を超えた薄汚い連中によってこの頭に植え付けられていたとは」

TVやラジオから流れる音楽の全てが、バーン氏の言うような作為的に意図的に流されている訳ではないだろ。確かに沢山売るために作られる音楽もあるだろう(多くのJ-Popとか)が、そうではない埋もれている良い音楽を紹介してくれる良心的な番組も沢山あると思います。自分の場合は井上鑑のFM番組でプログレッシブ・ロックの良さを教えてもらったし、杉真理のTV番組でThe Divine Comedyを教えてもらったしね。

バーン氏はこんなこと言ってないで、埋もれている良い音楽を紹介してくれよ!と思います。あんたデビッド・バーンだろ?しっかりしろよ!このアルバムで私に与えた感動は何だったんだ!

Little Creatures

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ストップ・メイキング・センス<完全版>

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  • アーティスト: トーキング・ヘッズ,デビッド・バーン,クリス・フランツ,ティナ・ウェイマウス,A.グリーン,J.ハリソン,M.ホッジズ,B.イーノ,A.ビリュー,S.スタンリー
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2000/04/26
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