文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Prague 3rd day

今朝も早く目が覚める。せっかくなので散歩に出る。市街の外れの丘に巨大なメトロノームがあるというのでトラムで行ってみる。早朝から仕事に向かう人でそれなりに混雑している。ラフな格好の東洋人が乗っていると違和感しかない。丘の近くの駅で下車して丘を登る。公園になっているようだが、スプレーの落書きと酒瓶、タバコ吸い殻などが散乱していて、それなりの荒れた雰囲気になっている。この辺はどの国も一緒だなあ。巨大なメトロノームはたしかにあった。が、巨大というほどのものでもなく、動く訳でもない。なんだか中途半端な感じだが、元共産主義の国なので、巨大建造物は好きなのかもしれない。帰る途中でフランツ・カフカの像を見てからホテルに戻るはずが、行き先を間違えて、かなり遠くまで行ってしまう。Prague駅まで着た時に気がついて、トラムを乗り換えて来た方向へ。ホテルに戻るのが少し遅くなる。

朝食を食べてからホテル裏の庭園に行ってみる。素晴らしく手入れされた庭園で見応えがある。のだが、ここでも中国人カップルの撮影隊が居た。まあ気持ちは分からなくもない。昔から中国人は写真を取る時に決めポーズをするのは知っていたので、その延長線上の感覚なんだろうなあ。お疲れ様です。

トラムに乗ってプラハ城を見学に行く。丘の上にあるプラハ城は相当に大きな城で、ギネスによれば最も古くて大きな城らしい。基準が良くわからないが。10世紀前半にボヘミア王国の国王の居城だったり、神聖ローマ皇帝の居城だというのだから歴史ある城なんだな。これを全部見学すると日が暮れてしまうので、主に、かつて錬金術師を囲っていたという小路を主に見学する。本物の錬金術師は居なかったらしいが、きっと本物の錬金術師=魔法使いココが居たに違いない。そう信じている。

一度ホテルに戻り、ワイフは休憩して、自分ひとりで出かける。予めチェックしていたPragueの楽器屋に行ってみることにする。ショッピングセンターの近くにある比較的大きな楽器屋に行ってみる。ビンテージとかCustom Shopのような高価な楽器ではなく、買いやすい価格帯が多い。なぜかGibsonが無いのが気になった。Fender/Yamaha/Ibanezなどが目立つ。エフェクターも少ない。ちょっと残念。その知覚の小さな店は本当に小さなギター屋で趣味でやっているような店。Ibanezが多いようなのでメタル好きなのかもしれない。その他旧市街の楽器屋も行ってみたがパットしない感じ。藤沢にある楽器屋のような感じだ。郊外に大きな楽器屋があるが、時間の関係でそこまで行かれない感じだ。

ホテルに戻って、ホテルの隣のイタリア料理屋でピザを食べる。評判が良いだけあって美味しい。デザートのティラミスも美味しい。が、エアコンが無くて辛い。