文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

今年の新作

冬休みに作っていたカバンが思うように出来上がらず、リベンジでもう一つ作り始めたカバンが仕上がった。あんまり時間はかからなかった。

革はフジトウ商事で手に入れた、新作オイルヌメ革のローレルオイルのブラウンを使ってみた。厚さは1mmに漉いてもらってある。ツヤがあって発色が良く、揉んだり、使い込んだりするとキレイにシボが出てくる。しかし、意外と傷がつきやすいので、作るときに爪でひっかくと傷がついてしまう。まあ使い込んでいけば気にならないかもしれないが。意外とハリがあるので、ワッペンスライサーを貼ると、結構硬めの仕上がりになる。

手縫いはせず、ファスナと本体と底部分はミシン縫いしてある。革紐かがりしてある箇所はミシン縫い無しで、接着剤のみ。ちなみに接着剤はスリーダインを使っている。ベルト部分は内側に接着芯無しで、スポンジが挟み込んである。ベルトと本体部分は普通のヌメ革(自宅に余っていたハギレ)を使っているが、もう少し厚めのヌメ革が良かったな。

仕上がりは予想以上に固いカバンになってしまって、普通に自立するぐらい。作りなおすとすれば、接着芯をなくして、全体的に柔らかい作りにするかな。ローレルオイルのレッドが一枚買ってあるので、それで作るかな。