文書生活 : TEXT LIFE

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今更だが容疑者Xの献身を読む

本当に今更なんだが東野圭吾の「容疑者Xの献身」を読んでみた。二日で読破。とても読みやすい。そして楽しい。この本が売れるのも分かる気がする。


ただ、自分は東野作品とは相性が悪いみたいだ。確かに楽しい作品なんだが、軽すぎるような気がしてならない。なんとなくトリックありきの作品のような気がしてならない。天才的頭脳でズバリと推理するのだが、何故その推理に至ったのかの描写が少ないのが悲しい。シャーロックホームズ的スタイルなのか。

容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)


推理小説は好きなんだが、実はシャーロックホームズはあんまり好きではない。中学生の頃に殆ど読んだつもりなんだが、もしかしホームズを誤解しているかも?と思って、改めて読み直すことにした。本来は娘のために買った本なんだが。

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)