本当に今更なんだが東野圭吾の「容疑者Xの献身」を読んでみた。二日で読破。とても読みやすい。そして楽しい。この本が売れるのも分かる気がする。
ただ、自分は東野作品とは相性が悪いみたいだ。確かに楽しい作品なんだが、軽すぎるような気がしてならない。なんとなくトリックありきの作品のような気がしてならない。天才的頭脳でズバリと推理するのだが、何故その推理に至ったのかの描写が少ないのが悲しい。シャーロックホームズ的スタイルなのか。
![容疑者Xの献身 (文春文庫) 容疑者Xの献身 (文春文庫)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41gU8-YQ1uL._SL160_.jpg)
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/08/05
- メディア: 文庫
- 購入: 36人 クリック: 219回
- この商品を含むブログ (684件) を見る
推理小説は好きなんだが、実はシャーロックホームズはあんまり好きではない。中学生の頃に殆ど読んだつもりなんだが、もしかしホームズを誤解しているかも?と思って、改めて読み直すことにした。本来は娘のために買った本なんだが。
![シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫) シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41X%2BEVRkHmL._SL160_.jpg)
- 作者: コナンドイル,延原謙
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1953/04/02
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 54回
- この商品を含むブログ (97件) を見る