文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

ハービー山口と梅佳代「男子」

夢民で食事したついでに新しくなったペンタックス・ギャラリーにてハービー山口氏の写真を見る。いいねえ。こういう写真が撮りたいねえ。でも、写真集は買わないよ、影響されてしまいそうだから。本当は写真集が欲しかった。。。。グスン。自分の写真はもう少し自分でもがくことが必要なのだ。写真集を買う金があればフィルムを買い、写真集を見る暇があればシャッターを切るべきなのだ。

以前はペンタックス・ギャラリーとエプソンのギャラリー「エプサイト」が隣接していたので、一緒に見られたが、ペンタックス・ギャラリーが隣のビルに引っ越したので、両方見るにはビル一個移動しなければならない。

で、わざわざ移動しても見たかったのは梅佳代の「男子」。梅佳代氏の写真は写真集サイズで見るのと、こうして大判で見るのとで印象が異なるのか?が気になっていたのだ。結果は被写体のインパクトが強すぎで、写真の大きさのことなどスッ飛んでしまう。被写体のパワーかもしれないが、とにかくパワーというか無駄なエナジーにあふれた写真だ。こざかしく構図など凝った写真よりズットいいと思う。これで良いのだと思う。でもなんとなく80年代の空気を感じて、なんとなく不安になる。ヘタウマと同じ臭いがするのかも。