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Leica D Summilux 25mm F1.4 ASPH.のレビュー

ただし、ポートレート撮影などで、大きくボカしたいと考えている方には、やや期待外れかもしれない。F1.4といっても実焦点距離は25mmに過ぎず、マクロ域ならともかく、数m離れると背景のボケは小さくならざるを得ない。

パナソニック「Leica D Summilux 25mm F1.4 ASPH.」

結局フォーサーズはセンサーが小さいことの短所が出てきてしまう。上記のようにボケないとか、ファインダーの見えが方が小さいとか。スペックは良さそうなレンズなんだけどな。

画質は等倍でチェックを行なうとやや甘い。甘いというよりも「硬すぎない」という方が正しいだろう。デジタル時代の解像力重視のレンズに慣れていると、少々物足りないかもしれない。

肝心の画質はといえば(ボディに依存するのかもしれないが)、やや甘めとのこと。一応Leicaの名前を、Summiluxの名前を背負っているのだから、開放は柔らかく、絞ればパリッとした画像を出して欲しい。上記のようにフォーサーズはボケないらしいので、せめてパリパリの画像を出して欲しい。Leicaの名が泣くぞ。