文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

昭和気分を満喫

展示会見学で平和島の東京流通センターへ。ここは昭和の雰囲気がぷんぷんとしていて、なぜか心地よい。時間の流れがゆったりとしている。セピア色に焼けた喫茶店の看板や、昔ながらの定食屋には大きなアルマイトのやかんにお茶が入っている。黒い腕カバーをしたおじさんがいたりする。う〜ん。昭和だなあ。と振り返るほど自分は年寄りではないのだが、なんとなく落ち着くのは何故だろう。こういうのもいいねえ。展示会会場も休憩所がなく喫煙所ばかりがある。喫煙所には巨大なステンレスの灰皿がテーブルごとにある。椅子はパイプ椅子。部屋の隅にブリキの赤いバケツがあり、そこに灰皿の中身を捨てる。なんか前時代的。昭和っぽいなあ。来場者も年輩の人が多い。こういう世界もまだまだ残っているのですね。しかし減っているのは確かだろう。