文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

エネオスアプリとモバイルEneKeyとEneKey

エネオスアプリというのがリリースされて便利そうなので登録することにした。

eneos-ss.app

スマホによるコード決済なのでPayPayと同系統だが、給油パターンを予め登録しておくと給油機の操作が減るそうだ。「ハイオク満タン」「レギュラー満タン」の2パターンを登録している。コード決済なので表示されるQRコードにクレカを紐づけて終了、かと思ったら違った。ここからが面倒くさい。

エネオスアプリとクレカを紐づけるには「モバイルEneKey」が必要とのこと。モバイルEneKeyは物理的NFC端末のEneKeyのモバイル版なのだが、モバイルEneKeyを手に入れるにはNFC端末の「EneKey」が必要とのこと。しかも手続きは最寄りのエネオスに行く必要がある。ちょっとハードル高い。

eneos-enekey.com

今日は時間があったので近所のエネオスに行って手続きしてみた。10年ぐらい前にESSO系列で似たようなモノを持っていた。このモノを発行するのに1週間ぐらいかかった記憶がある。今回も似たようなものか。時間かかりそう。

エネオスの事務所に行ってお兄さんに「モバイルEneKeyを発行して欲しいのですが」と言うと、お兄さんは「えっ?モバイル?何ですか?」と初耳らしい。となりに居たお姉さんが笑顔で「モバイルEneKeyですね、少々お待ちください」と。お姉さんが知っているじゃないの、お兄さんはバイト新人かな?とか思っていたら、お姉さんも初耳だったようで、奥に行って相談している。お姉さんのコミュカだったのか。

奥からバイトじゃない雰囲気のお姉さんが出てきて対応してくれた。Web見るとモバイルEneKeyに物理的なEneKeyは不要みたいは説明だったが、現場の運用では[1]物理的EneKey発行して[2]モバイルEneKey発行する、という手順らしい。あぁ時間かかるのかと思ったが、お姉さんがテキパキと物理EneKeyを発行してくれて、タブレットで免許書撮影したら個人情報もタブレットに入力済み。本人確認のサインを済ませたら物理EneKey発行完了。速い。

続けてモバイルEneKey発行はタブレットとレジ端末を操作してレシート1枚出してきた。このレシートにバーコードが印刷されていて、これをエネオスアプリで読み込めば完了。速い。

帰宅してアプリでバーコードを読み込んで設定完了。思ったより簡単だったな。ガソリンスタンド共通なら良いのだけどエネオス限定なのが惜しい。今はエネオスが一番多い(自分の行動範囲では)ので良いけどね。

 

コード決済はPayPayがデファクトになった。使える店舗が増えて便利になってきた。SUICAPasmo等のFelica系はカードリーダーのコストが高いので普及はほぼ頭打ちかもしれないが、コード決済はQRコードのシールをレジに1枚貼るだけなので導入コストが低い。

しかしガソリンスタンドではクレカ決済が主流。最近は現金決済よりクレカ決済を重視しているようで、現金支払いは給油機とは別の機械で行う店舗も多い。このエネオスアプリをきっかけにコード決済がガソリンスタンドで普及すると良いなあ。