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足付きの良いバイクに乗ろう

法規対応に伴う、Honda二輪車の一部機種の生産終了について | Honda

Honda CB400 Super FourとHonda CB400 Super Bol D'orの生産終了が発表された。毎年のように更新される法規制に対応できないのが理由。400ccバイクの代名詞であったと思う。長らく教習車としても使われていて、自分もお世話になった。小柄な人でも足付きの良いバイクであった。ローダウンシートやローダウンサスなどのオプション(社外品含む)も多数あるので、更にシート高を下げることもできた。

バイクの足付きに関して、最近とあるモトブロガーがYouTubeにUploadした動画がSNS上で議論になっていた。Honda CBR1000RR(通称センダボ)を納車したその日に3回立ちごけしてバイクが壊れてしまった動画だったが、そのライダーが身長150cmの小柄が人で、足付きが悪かったのだ。

足付きが悪くても好きなバイクに乗るのも良いけど、足付きの良いバイクの方が楽しいと思うのだ。バイク大好きなキアヌ・リーブス氏も「排気量が小さくて、足が地面につくバイクに乗ろう」と言っている。

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自分も足付きが良いバイクに乗るのが良いと思っている。最初に乗ったバイク、Kawasaki W400は足付きが悪いバイクだった。シート高が低いけど車幅が広かった。乗ると両足の親指の付け根が地面に着くぐらい。これぐらいだと「足付きが良い」という人も多いかと思うが、自分としては地面に両足のかかとが着くバイクが良いと思う。安心感がすごくある。W400に乗っていて低速でUターンしようと足を着いたら轍がガッツリ凹んでいて、足が着かずに立ちごけしたことがあった。W400号は良く立ちごけしたなあ。エンジンガードとパニアバッグを付けていたので、傷はほとんどつかなかったけど。

バイクは重たいので傾き始めたら足で支えるのは不可能なんだけど、ちょっとしたフラつきならば、両足のかかとが着いていると補正できる。というか両足かかとがついているとフラつかないし。

次にのったバイクはYAMAHA Dragstar 400。これは両足がべったり地面に着く以上に、膝も曲がるぐらい地面に着く。車幅もW400以上に広かったけど、シート高が680mmだったろうか。これはもう安心以外なにものでもない。ただし、ハンドル位置も低くて、ハンドル幅も広くて、取り回しは最悪だった。またがって足で押して移動させていた(ハーレー乗りがよくやっている)。

今乗っているYAMAHA SR400も両足のかかとが着く。加えてかかとの高いエンジニアブーツを履いているので、楽々かかとが着く。車幅がすごく狭いというのもある。車体もW400やDragstarに比べると軽いので取り回しも良い。日本人向けサイズなのだろうと思う。

バイクのメイン市場は東南アジアや欧州で、バイクの排気量規制も日本と異なるので、どうしてもサイズも排気量も大きいバイクばかりになるのは仕方ないのだろうけど、日本のバイクメーカーならば、日本人向けサイズでバイクを作ってくれないかなあ。新しいHonda DAXも足付き悪いし、Monkey 125も足付き悪い(SR400より足付き悪い!)。

CB400 Super Bol D'orの抜けた穴はCBR400Rが埋めるのだろうけど、CB400 Super Fourの抜けた穴を埋めるバイクがほしいねえ。GB350は違うよねえ。CBX400が復活したりしてなあ。いずれにせよ、足付きが良いバイクを出してほしいなあ。