文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

オーダーしたスーツが違う生地で出来上がった

いつもスーツをお願いしている某百貨店の某イージーオーダースーツのお店に、9月初旬にコーデュロイダブルスーツをお願いしていた。増税前で注文が殺到しているらしく、9月中に納品は難しいとのこと。なので、10月10日頃には仕上がるので少々お待ち下さい、とのことだった。

先日、その仕上がったスーツを受け取りに行ったら、出してきたスーツが注文したのと違う。

「コレ私が注文したスーツ?」

「はい、そうでございます」

コーデュロイのスーツをお願いしたよね?」

「いえ、こちらになります」

「???ちょっと確認して頂けないでしょうか。。。」

当日担当してくれた店員さん(いつもお世話になっている)を呼んでいただいて、確認して頂いた。

「あの時、コーデュロイって話をしてましたよね?」

「。。。」

「青いコーデュロイだったんですけど、生地サンプルから選んで。。。」

「。。。申し訳ありません。。。」

どうやら生地の型番を書き間違えていたようだった。型番が似ていたらしい。トホホ。。。以前は生地サンプルの切れ端を注文書にホチキス止めしていたんだけど、最近はそれをやらなくなっていたんだよねえ。なんでかな。それをやっていれば、こういうミスは無いんだけどなあ。

ちょっとショックでボーっとしてしまって、その後の顛末は良く覚えていないが、間違った生地のスーツを持って帰る?とか言われたり、何故か間違った生地のスーツを試着させられたりして、もう良く分からない状態になった。店側もだいぶ混乱している様子。

オーダースーツで生地を間違うとか、あってはならないミスだと思うんだけどね、まあ、間違ってしまったんだから仕方ない。怒っても仕方ないので、気持ちを落ち着けて、淡々と対応したつもり。表情は険しかったと思うが。大声で怒っても良いこと無いしねえ。

ここからどうやって挽回するつもりなんだろうか?と思っていたら「すぐに作り直しします、大至急作り直しします」とのことだった。納期は明日お電話で連絡しますとのことで、これ以上店に居ても仕方ないので帰宅することにした。

翌日、店員さんから電話があって「納期は1ヶ月後」とのこと。いつもの注文と同じ納期だよ、それ。なんだかなあ。

あの間違った生地で作られたスーツはどうするんだろう?捨てるのかあ?