文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Helsinki 2nd day

早めに目が覚めたが、部屋でダラダラと過ごす。朝食も11時までOKなので、10時頃に朝食の場所となってる、ホテルのバーに行く。テーブルはほぼ満席。こんなに宿泊客が居たことに驚く。ビュッフェ形式(北欧なのでバイキング形式と言うべきか)で、お約束のようにサーモンがあったりする。北海道のホテルの朝食にイクラやウニがあるようなものか。加えてベリー系も充実している。街中やマーケットでもイチゴとブルーベリー、ラズベリーなど売っていることが多いが、今が季節なんだろうか。味は日本と違って全て酸っぱい。

朝食後に街中に出る。相変わらず今日も暑い。日曜なので殆どの店がお休み。開いているのはお土産物屋とデパートぐらいだが、それらも18時閉店らしい。そしてレストランも閉まっている店が多い。やっていても18時閉店とか。今夜の晩ごはんが心配になってくる。今回宿泊しているHotel F6にはレストランが無いのが痛い。

とりあえずHelsinkiのランドマークである大聖堂を見に行く。ホテルから徒歩5分程度だった。周囲に大きな建物が無いのでかなり目立っている。石段をかなり登ったところにあるので、港を見下ろす位置なのかと思ったが、大聖堂の一番上まで登れば港が見えそうな位置だった。船から港に入ると大聖堂が良く見そうだ。

近くに観覧車があったので乗ることにする。観光地によくある乗車前の記念写真の撮影があった。以前はこういうのを避けていたが、最近は積極的に買っている。後で見返すと、意外と良いものだったりするのだ。歳を取ると記念写真が減るのだ。観覧車の隣にプールがあって、観覧車からよく見えてしまう。日本だとこういうのは駄目っぽいが、北欧はサウナも混浴だったりするので、そういうことには気を使わないのだろう。観覧車からの眺めはHelsinkiが一望できる。この辺には高いビルも無いので、オススメの観光スポットかもしれない。

少し小腹が空いたので、ランチを食べることにするが、前述の通り日曜日で開いているレストランが少ない。港のマーケットに食事を提供する屋台が多数あったが、暑すぎるので止めにした。近くのEsplanadi公園にある有名なレストランKapeliが開いていたのでランチを食べることにした。こちらも冷房設備が無いが直射日光を浴びるよりは良い。前菜とメイン、デザートを注文したが、どれも量が多くて味が濃い目でお腹に持たれる。特にワイフが頼んだレバーのグリルが強烈にクドい。コース料理の組み合わせを真似てみたが、注文の仕方が難しい。ちなみに日本語メニューがあったのは楽だった。

腹ごなしにデパートSTOCKMANに行ってみる。キッチン用品など色々と欲しくなったが、日本まで持ち帰ることを考えると躊躇してしまう。娘さん用にCUTEな携帯ボトルを買っておいた。たぶん気に入らないだろうな。近くのコンビニのようなスーパーでミネラルウォーターを買って一旦ホテルに戻る。相変わらず直射日光がキツイし暑いしで疲れるのだ。

ホテルの部屋でゴロゴロしながら夕食のレストランを探す。ランチがキツかったのであんまり食欲が無いが、何かしら食べておいたほうが良い。軽めの食事にするか、ホテル近くの大きなスーパーで食べ物を買ってくるか。レストランがほとんど開いていない中で考えた末に評判の良いハンバーガー屋にいくことにする。デパートの先の中央駅近くだが、徒歩7分程度。Helsinkiは狭い。ハンバーガー屋は流行っているようでほぼ満席だったが、運良く空き席を見つけてワイフが席取り。カウンターで注文すると、呼び出しベルのようなものを渡されてテーブルで待つ。ベルがなったらハンバーガーを取りに行く。日本のフードコートと同じだ。ハンバーガーはそれほど大きくは無い。クアアイナの小さいサイズ程度。肉は良い感じで味も良い。くどくなくて安心して食べられる味。量もちょうどいい。保守的かもな。

食後は散歩しながらホテルに戻る。20時近いが直射日光がまだ残っている。日没は何時?白夜みたいなものなのかも。