文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

お中元

既に廃れつつある風習だが、この時期にはお中元を送っている。送り先はワイフの父親(既に他界)の友人であった京都に済む元住職や、ワイフのお仕事のお付き合いがある会社、それから親戚と実家(隣家だけど)ぐらいだ。予算は1軒あたり五千円ぐらいで、実家には少し多めの予算としている。そんなに舌が肥えた人達ではないので、送るものは何でも良いというか、たいてい甘いものなら大丈夫。いつも悩むのは京都と元住職で、この人もお酒は呑まず甘いものが好きなので、どうしても和菓子系の贈答品になることが多い。でも和菓子は京都の和菓子が多くて、京都に住む人に京都の和菓子を送るのも無粋なので、色々と気を使う。前回は知らずに仙太郎の最中を送ってしまった。嫌味だか何だか分からないけど「知る人ぞ知る最中ですよね」とのお礼の電話を頂いた。これだから京都の人は良くわからない。今年のお中元はたねやの水ようかんと心太のセットにした。たねやは滋賀の店らしいので、まあ良いかな。京都でも売ってるけどね。というか、それなりの都市で手に入らないものは少ないけどね。