文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

ピントは撮影後に調整できる?

Light Field Photographyと名付けられた技術は、写真データから光跡を追い、本来、そこにある被写体の姿を演算で求めるというもの。光学的なボケは、我々の目には単なるボケた情報のない映像にしか見えないが、実際には周囲の光と混ざり合っているだけで、情報が失われているわけではない。Refocus Imagingの技術では、レンズの光学特性や画角、ピント位置などから光跡を追いかけ、後処理で自在にピントの合う範囲を変更することができる。

IDFでフォーカス範囲・位置を後からコントロールできるソフトウェア技術が披露

デジカメWatchの記述は少々眉唾だが、要は記録されていない情報を周囲の情報で補間して再現する、ということだろう。その際に、レンズの光学特性、画角、ピント位置情報等々使える情報は全て加味して補間情報を作成すると思われる。面白い試みだ。ある程度限定された条件ならば上手くいくだろう。汎用性は無いと思われる。