文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Aloha Table

昨日は娘の誕生日ということもあって、08/24にオープンしたばかりの横浜BAY QUATERにある"Aloha Table"へ両親も含め5名で夕食を頂きに行った。みなとみらい〜ベイブリッジ方面を望む眺めのいいテラス席もあり、店内は良い雰囲気。料金もリーズナブル。

しかしメニューを開いて愕然。メニューに記載の料理の大半は「注文不可」のシールが貼られている。注文可能なメインディッシュは3個のみ。サイドディッシュも半分以上注文不可。仕方なく注文可能な料理を人数分注文。この辺でイヤな予感がしていたのだが、その後は案の定の最悪の展開。飲み物を頼んでも注文間違えているし、一人分だけ運んで来ない(誕生日なのにいつまでたっても乾杯出来ない)。世界一辛いハバネロを一緒に漬け込んだ鶏肉のマリネをローストした料理は全く辛くない。正直不味い。ハンバーグステーキはガストレベルの味。付け合わせのコーンはいかにも冷凍食品。サラダ、鶏肉の唐揚げ、その他サイドディッシュはどれもココナッツ風味で味付け一緒。枝豆は殻付きのままニンニクと炒めて食べ方不明。正直言って料理は最悪。一番美味しかったのは何の変哲もないガーリックトーストだった。新規開店直後で店員も不慣れで、見ているコッチがハラハラしてしまう。せめてテーブルの番号ぐらい覚えておいて欲しい。そのくせ手持ちぶさたにフラフラしている店員はいるし。

Aloha Tableは名古屋で展開している店で、都内には既に出店しているし、そんなにノウハウが無いとは思えない。メニューが注文不可ばかりだったのは、予想以上にお客さんが来てしまったんだろう。しかし味に関しては弁解の余地無し。この店が名古屋で流行っているならば、味音痴を相手に商売が成り立っているのか?と毒のあることを言いたくなってしまう。

この店の売りは、トロピカルカクテルにあるようだ。大きなガラスの器に沢山の果物を入れたブルーハワイを20年ぶりくらいに見た。懐かしい。渋谷のカフェバーを思い出す。渋谷ハンズ向かいにあった、チャールストンカフェに精一杯気取って、緊張しながら入ったことを思い出した。ある年齢以上の人には、ほろ苦いことを思い出させる店だ。