文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

通勤時間が長い人は裕福ではない = 嫉妬 ?

『ネットは新聞を殺すのか?』&『新聞のなくなる日』(その3) / SAFETY JAPAN [インタビュー] / 日経BP社

上記リンクから、東京財団特別研究員 元毎日新聞社取締役編集局長 歌川令三氏の発言を、少々長いですが、引用すると、

売れている週刊誌がいま何をターゲットにしているかというと、“嫉妬”なんです。

私もたまに週刊誌を読みますが、読むのはほとんど電車の中です。週刊誌をよく読む人は通勤時間の長い人が多いですね。私の家も相当遠い。つまりは、裕福な家庭じゃないということですよ。日本の中流社会は下流になり、二極化が進んでいるということです。

家の遠い人は社会に対して「こんちくしょー」と思っている。だから、スキャンダルが大好きなんですよ。私は週刊誌が嫉妬をテーマとしている限りはこれからもかなり有望ではないかと思っています(笑い)。

なんだか画一的な見方で悲しくなる。最後の「(笑い)」というのがなんとなく不快な印象を与えます。元毎日新聞の取締役編集局長が

私の家も相当遠い。つまりは、裕福な家庭じゃないということですよ。

なんて発言すると嫌みにしか聞こえません。なんだか悲しくなりました。こういうのが格差社会で二極化ってやつなんでしょうか?

普段はあんまりこの手のエントリを書かないのですが、今回はちょっと書いてみました。