文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Web2.0時代のブラウザ

Web2.0等と呼ばれる前から動的HTML生成を用いたWeb Pageが増えている。これら
のページは普通のWeb Browserで利用するのだが、この普通のWeb Browserは動的
Web Pageの表示を想定していないことに気付いた。

当たり前のことなのだが、例えばmixiにWebからログインして利用している状態
で、そのままWeb Browserを終了してしまうと、mixiにはログインした状態で終
了してしまう。これをmixi側から見れば、ユーザーはログイン状態だがユーザー
の操作が無く、予め設定された時間の間に操作がないのでtimeoutということで
強制的にログアウト処理されるようだ(この辺の詳しい仕様はmixi側でないと分
からないのだが)。

これと同じようなことはネット銀行やamazon.co.jp、楽天など起きている。ログ
イン状態のまま、そのサイトから抜けてしまうのはセキュリティの問題とかあり
そうだ。原因はユーザーがログアウトせずにブラウザを終了するからなのだが、
この対策の為に原稿のweb browserに機能を追加するのも難しいだろう。動的web
page提供側に仕組みを入れるのも難しいだろう。例えば、あるpageが終了される
前にチェックしてダイアログ表示なんて難しいかな。JavaScriptで出来るかなぁ?

そうなると対策は、ネット銀行やamazon.co.jpにアクセスする専用SWを用意する
ことかもしれない。SAISONカードが提供しているSAISON PASSというSWがこれに
相当するんだろう。SAISON PASSは終了時にログアウト処理を必ず行っているよ
うだ。というかログアウト=終了処理みたいだ。

先日もmixiにログインしたまま、とある仕掛けをしてあるページを表示すると、
mixiのprofileを抜かれるという記事があった。

ページが見つかりませんでした | hxxk.jp

これはmixiだけの話じゃないのかも。CARD、銀行系のサイトにログインしたまま
で。。。とか考えるとちょっと危ないかもね。Web Browser側で何か対策が無い
のだろうかね。