文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

インク

MontBlancにインクを入れてみた。吸入式というやつで、万年筆にインク瓶からインクを直接吸い込ませる。中々感動的である。万年筆の説明書にはイラストでその手順が書かれている。

  1. 万年筆のお尻部分を回す
  2. ペン先をインク瓶の中に入れる
  3. お尻を反対方法に回す(インクが吸い込まれていく)
  4. お尻を最初と同じ方向に回して、ペン先からインクを6〜8滴たらす
  5. ペン先を上に向けてお尻を反対方向に回す
  6. ペン先をキレイにふく

という手順らしい。面倒くさいが楽しい儀式だ。元々手のかかる面倒くさい道具が大好きだったりするので苦にならない。

この説明イラストの最後の絵が良く理解出来ない。飛行機の絵が描いてあって、その下に万年筆のイラストが二つ。一つはペン先下向きでバツ印。一つはペン先上向きでチェックマーク。おそらく飛行機の中ではペン先を上に向けておき、使うな!という意味かなあ。飛行機内は気圧変動があるので、万年筆からインクが漏れそうな気もする。ってことは、低気圧が来るとインクの出が悪くなり、高気圧が来るとインクの出が良くなる?その日のインクの出具合で天気予報でも出来るのか?とにかくよく分からん。なぜなら説明書にはイラストしかなく、文章は無いのだから。