自転車ロードレースの最高峰、ツール・ド・フランスで前人未到の7連覇を達成し、7月に引退したランス・アームストロング(33)(米)が、1999年の初優勝時に現在は禁止薬物となっているエリスロポエチン(EPO)を使用していた疑いがあると、23日付けの仏スポーツ専門紙レキップが報じた。
同紙によると、99年のツール・ド・フランス大会中に採取し、保管してあったアームストロングの尿サンプルを、国立反ドーピング研究所が最近、研究目的で調べたところ、そのうちの6検体から持久力を高めるEPOの陽性反応を示す結果が出たという。当時、EPOは禁止薬物に指定されておらず、検査は行われていなかった。
同紙は1面に「アームストロングのうそ」との大見出しを掲げ、4ページの特集で、研究所から入手した資料なども掲載している。
6年前のことを今頃蒸し返してもねえ、どうなんでしょうか?