文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

昨日は娘を寝かしつけていて自分が寝てしまった。貴重な時間が失われたが体調は回復。少し早起きしてジャガイモチーズ焼きを作る。朝食メニューしては少々ヘビィだが、これくらい食べないと多忙でストレスの多い毎日を乗り切れない。その割に腰回りに脂肪が増え始めているが。

仕事は山積みなんだが、今日は早めに退社してワイフの見舞いに行くことにしよう。サッカー観戦で早く帰宅する人が多いだろうから、早めに退社しても目立たないだろう。

森村誠一「分水嶺」を読破。物語全体の構図が素晴らしい。その反面悲しい結末はいかがなものか。物足りなさを読後に覚える。それでも一気に読ませる筆力は森村誠一ならでは。

分水嶺 (中公文庫)

分水嶺 (中公文庫)

今度は沙藤一樹「X雨」を読み始める。一度読んだような気もする。それでも面白くて読み進んでしまう。「食欲や性欲といった人間の基本的な欲求のひとつに、物語欲っていうのがあるんだよ」という一説がある。確かに物語は必要なのかも。辛い現実から一時でも解放されるためには、別の物語が必要なんだろう。それは楽しい物語でなくても、現実と接点が無ければ良いのだろう。

X雨 (角川ホラー文庫)

X雨 (角川ホラー文庫)