文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Holiday

祝日に出勤。電車内の雰囲気が違う。子供の姿が目立つ。もうすぐ春休みになるのか。学生は休みが多くてうらやましい。まだ10時前なのに、彼らはこれからどこへ遊びにいくのうだろうか。まだ店は空いていないぞ。映画の第一回目を見るのだろうか。昼休みに会社の後輩に旅行の話を聞く。真夏の香港は物凄く蒸し暑いらしい。シンガポールよりも暑いという話。夏にアジアに旅行するなら北京が良いという。英語は全く通じないらしく、筆談とボディランゲージで過ごしたとか。食事は抜群に美味いという話に気持ちが揺れる。が、しかし、天安門事件の場所で楽しく遊べるだろうか。近年稀に見る弾圧事件だったが、中共はその事件の存在を認めていない。私は戦車につぶされる学生の姿をTVで見ていた。今CNNではイラク中心部の爆撃の様子を放映している。爆撃の映像は、映画よりも地味だが、現実である。爆発の画面の隅には、明かりのついた窓が映っている。非常に現実感のある映像だと思う。この映像を見ても戦争が必要だ、と言えるのだろうか。戦場からのインタビューで「我々は人々を解放するために。。。」と述べている。これで良いはずがない。開放された人々は米英軍に感謝するのだろうか。