文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

漂流街

夕食後チャンネルNECOで「漂流街」鑑賞。原作とは全く違うストーリー。登場人物の名前が同じだけ。原作者もチラリと出演している。これでいいのか?主演のブラジル人を脇役のミッチーが完全に食っている。ミッチ―信者にはオススメだが、ソレ以外の方には何の価値も無い映画だといえる。もっとディテールを大切にして欲しい。歌舞伎町を舞台となっているが、別の場所でロケしている。ならば架空の街を舞台にし、徹底的にディテールにこだわってほしい。中途半端な設定は見ている人を白けさせる。原作のディテールへのこだわりが全く失われている。特に原作には無い場面の闘鶏では、CGの軍鶏が半端で情けない。この場面は無意味だ。爆破シーンのCGもチャチでで無意味。麿赤児、大杉連など濃い俳優を生かしきれてない。反省してほしい。