文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

誰のため

なんとか起床。仕事場へ。海老名駅前再開発は完了。見慣れないスーツを着た人がウロウロ。竣工式をやるようだ。会場は仕事場隣の第一ホテル。大々的。黒ハイヤー、黒ベンツが大量に駐車。はて?実際の作業をしていた人々は?昼夜問わず三交代で作業していた人々は?彼らをパーティに呼ぶのがスジでは。誰のためのパーティ?誰のための海老名?工事が完了したので、あれほど混雑していた昼の弁当屋も閑散。うむむ。これからの海老名は発展するのか。明日オープン。いうきなり閑古鳥にならないことを祈る。仕事が切れず遅く帰宅。駅からBMXで帰宅。途中「すみません」と見知らぬ人から声をかけられる。40過ぎの小柄な彼「川崎はどうやって行くのですか?」私「そこの駅から。。」彼「歩いて行きたいんだけど」私「???」彼「川崎までどれくらいありますか?」私「30から40Kmだと」彼「えーっ、そんなにあるのぉ」私「(なんだそのリアクションは???)」彼「230円しか持ってないんですよ」彼は私を熱く見つめる。そんな視線に耐える私「(金をせびってるな!」。彼「近くに教会ありますか?」私「駅の向こうにありますけど」彼「そこに住職はいますよね」私「(牧師か神父だろ???)」再び熱く見つめられる。視線に耐える私「それじゃ頑張って!」BMXをスタートさせる。振り返らない。帰宅後ワイフと彼の存在を分析。結論その1「彼は神様。私をお試しになっている」結論その2「彼は駄目人間。だけどいい人」結論その3「たんなるキチ○イ」私は結論その1だと。神様の評価はいかに。