文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Prague 4th day

今朝は散歩には出ず、ホテルのベッドでグダグダと過ごす。部屋のTVにはApple TVが繋がっていて映画など見れるようになっている。良い設備だが使わないで、Cable TVでBBC World Newsを見る。Hong Kongの行く末が心配だ。落とし所が全く分からない。

朝食を食べてホテルから徒歩でフランツ・カフカ博物館へ行く。途中"John Lennonの壁"と呼ばれる名所に立ち寄る。ここにも中国人カップル撮影隊が。彼らはどこにでも出没するねえ。民主化運動の起点になった場所らしく、何やら中国語でメッセージもあったりして、今朝のHong Kongのニュースを思い出してきな臭い感じがする。

ここから徒歩で少し行くとカフカ博物館がある。ここは全く期待していなかったが、非常に良かった。カフカ好き、カフカ作品読んだことある人は是非行ったほうが良い。カフカの世界観を表現した展示は普通の博物館とは異なる。良い感じだ。日本によくある著名人の館とは違う。ただしお土産物屋は見る価値無し。あの世界観のまま商品出してくれたら良いのに。

博物館のカフェで一服してから、トラムを乗り継いで旧市街の郊外へ移動する。高台にあったプラハ城から見えた奇妙な形の塔に向かう。ジンコフTV塔というTVの放送用のタワーらしいが、展望台があるという。トラムを降りて観光地でない住宅街を10分ほど歩いてタワーに到着。見れば見るほど奇妙で巨大な建物だ。旧共産主義時代っぽい構造物だよねえ。ロシアとか中国にも巨大建造物あるし。入場料を支払ってタワーの展望台へ。プラハ旧市街が一望できて、よく見ればプラハ城も見える。今回の旅行には双眼鏡を持ってきたが、結局ここでしか使わなかった。それでも満足だが、次回の旅行には再考が必要だ。

少し遅いランチを食べに旧市街に戻る。少し雨が降ってきたので、近くのカフェ・ルーブルで食事をし始めたら土砂降りに近い雨になった。Pragueでもこんな雨が降るんだねえ。食事を終えるころには止んでいたのでラッキーだった。ちなみに食事にキッシュを頼んだが、大量に出てきて半分残した。この国の食事を量が多すぎる。

旧市街をブラブラしてアイスなど食べながら、少し時間があったのでトラムで10分ほどのショッピングセンターに行ってみる。日本でいうところのイオンモールみたいなところだ。地下が駐車場で1Fに大きなスーパーがあって、安い洋服屋や雑貨など売っていて、最上階にはシネコンとフードコードがある。日本と大きな違いは無いが、スーパーで売っている食品の種類に違いがある。こちらだと魚介系が少なくて、肉やチーズが豊富。あとパンなども豊富だ。ビールの種類も多いかも。小さな文房具屋があったので覗いてみると、日本では高級文房具のファーバーカステルが普通の文房具扱いで驚く。ファーバーカステルのロゴ入りペンケースがあったので買う。あと今後使うはずのないチェコ白地図を描くテンプレートがあったので買う。お土産としては印象的だろう。

ホテルに戻り、ホテルのレストランで食事にする。屋上ではなく屋内のレストランだ。虫を気にしながら食べるのはシンドいので。ホテルのレストランは評判が良いだけあって、非常に丁寧な料理を出してくる。素晴らしいねえ。美味しいし。